【あらすじ】
1819年の冬の一日、雪の舞い散る中、決闘が行われようとしていた。不吉な翳りを持つプロイセン貴族コンラートは、フランス青年アルベール・ミシュレの婚約者ヴィクトリアを奪い取ったかに見えたが…。
【作者のたわごと】
幾重にも重なる近親相姦、性倒錯、兄弟殺しととんでもない要素が山盛りの内容の割に、文章は控えめです。コンラート、「反逆者」の7年後の話、と言うよりも、この話が最初に書かれ、そしてまた最後でもある訳です。 改訂版を出した時には、既に番外編を考えていて、コンラートの介添人をつとめるのはフランツというエピソードがあったのですが、今のところまだ書いていません。
【補足】
ETAホフマンの「悪魔の美酒」(あるいは「悪魔の霊液」の訳)に強い影響を受けています。また、シェイクスピアの同名作品とは無関係です。
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