【あらすじ】
19世紀末のエジプト、考古学者の娘パンドラは発見されたばかりの王子ソティスの墓で、ひとりの謎めいた男と出会う。隻眼のその男こそ、発掘の出資者であり、素人考古学者として名高いルシアス・ヴェスパー卿であった。パンドラは不思議な情熱と冷淡さを併せ持つヴェスパー卿に魅せられていくが…。
【作者のたわごと】
ご存知、エジプトものの十八番、王家の呪いもの。作者はヴェスパー卿に凄く入れ込んでおります。久々にお届けするダークヒーローです。今時の読者さんの目から見たらあまりにカッコつけで恥ずかしいヤツ…かも知れないのですが、こうしたキャラクターに限りない愛情を注いでしまう作者ってやはり相当に時代錯誤的?
【関連小説】「クリオスとリディアの物語」
「アシュタールの瞳」の前日談。古代エジプトを舞台に、王家に養われた不思議な双子兄妹の物語。そして王妃となった妹の生んだ宿命の双子の物語の二編を収録。ただし、コピー誌なので殆ど持ち歩いていません。ご希望の方は是非リクエストを。
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