1812年のナポレオンのロシア遠征を背景にした歴史がらみのYAOIもの2作目。つまり内容が非常に下品なので、HOMOネタを許せる女性にしかお勧め出来ません。この本に関しては弁解の余地なし。真面目な歴史ファンの皆様ごめんなさいの1冊。
第一話 二人のアレクサンドル
【あらすじ】
プロイセンの近衛軽騎兵だったコンラートは、ロシア軍に加わる為に東へと向かう。途中出会った乱暴者の騎兵らの追跡を振り切ってたどり着いた町で、彼はイギリス系の騎兵将校アンバー・ダルドリッジ大尉と出会う…。
【作者のたわごと】
激動の歴史を背景にしている一方でれっきとしたYAOI本です。一応和○ですが、アレクサンドル×コンラートはかなり下品だったらしい…。それにしても、同僚(上官ですが)のアンバーと連隊長の妹アナスタシア姫の共通点に気づかないコンラートは大間抜けのどんくさいドイツ人と言われました…。
第二話 誇りと野望
【あらすじ】
この内容は恥ずかしすぎて書けません…。
【作者のたわごと】
ボロディノの戦いが背景になっています。結局コンラートがボロクソにやられる(文字通り)話で、それだけです。コランクール(実在の人物)やピエール・ベズーホフ、フェージャ・ドーロホフ(いずれも「戦争と平和」の人物)なども出てきます。
第三話 運命の女神
【あらすじ】
モスクワ入場を果たしたナポレオン軍だが、彼らを出迎えたモスクワには誰ひとり残っていなかった。軍隊の運命に危惧を覚え始めたミラノの公爵チェーザレの下を、ひとりの貴婦人が訪れる。そして悪夢のモスクワ炎上が…。
【作者のたわごと】
前話のえげつなさと一転して、今回はクソ真面目なので拍子抜けされる方もいらっしゃるかも。完全にナポレオン軍サイドの話です。しかし、野暮なドイツ人コンラートと違って、イタ公(文字通りイタリアの公爵…)チェーザレが女性を見る目は天賦の才能…。
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