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Freund Hein

  • い-31 (小説|歴史・古典)
  • ふろいんとはいん
  • 綿津見青
  • 書籍|B5
  • 116ページ
  • 500円
  • 表紙、挿絵、Killer Queen。

    美形で傲岸不遜で人畜に極めて有害な魔術師にして天才科学者が主役のドイツロマン派風幻想連作集。ハインリヒはアーダルベルトのお父様です。

     収録作品

    「イシマエル」

    【あらすじ】

    スコットランドの館に招かれたプロイセンの貴族のハインリヒは、主のマクシミリアンから、夢に現れる子供の話を聞かされる。ハインリヒの前に姿を見せたその子は、イシマエルと名乗った…。

    【作者のたわごと】

    以前、KillerさんとZenny Richさんの本に書かせて頂いた話の再収録。良く考えると、初登場のハインリヒはまだ良い人(少なくとも良い役回り)でした。その後、一作ごとに鬼畜になっていく(と言われた)。

     「白の貴婦人」

    【あらすじ】

    チューリンゲンの寒村を訪れたハインリヒとマクシミリアンは、廃城の筈の館からの使者に招かれる。館の壁に掲げられた美しい貴婦人の姿に見入るふたりに向かって、使者は彼女の不幸な物語を語り始めた…。

    【作者のたわごと】

    ドイツ全土に残る「白衣の女」伝説の物語です。この話のハインリヒは少しは人間らしい…かも知れない。

     

    「壜の中の精霊」

    【あらすじ】

    ハインリヒの館を訪れたマクシミリアンは、新妻ゼレーネを紹介されて驚く。ハインリヒは、子供を失った心の傷が癒えぬゼレーネを顧みず、正体不明の科学者シュターン博士と謎の実験に没頭している。ゼレーネは不思議な幻を見たことをマクシミリアンに打ち明ける…。

    【作者のたわごと】

    アーダルベルトの誕生に関するエピソード。ハインリヒの科学万能主義というか、学問至上主義が次第にのさばってくる話。悲劇に終わります。

     

    「ウンディーネ」

    【あらすじ】

    1965年のカリブ海、嵐で難破した若者ハンスが漂着した孤島、そこでハンスは妖精のような美少女ウンデイーネと、その保護者である科学者ハインリヒに出会う。ハンスとウンデイーネは愛し合うようになり、ふたりは島から出て行くことを考えるようになるが…。

    【作者のたわごと】

    ウェルズの「モロー博士の島」のパロディ的作品。孤島のマッド・サイエンティスト、謎の美少女、土人たち、という超くさい設定の話をやってみたかった。孤島のナチスもの、でもありました。

    しかし、結局ハインリヒはアーダルベルトだけでなくウンデイーネにも背かれるのですよね、結構不幸かも。(しかし彼には不幸と言う感覚はない。)

     

    「モンテズマの復讐」

    【あらすじ】

    現代のメキシコ、ヴィンセントと友人のジャックは、酒場の隣席にいたハインリヒと話をしたのがきっかけで、とある遺跡を訪ねることとなる。人間が食物連鎖の頂点に立っているというのは間違いだ、とハインリヒは言うのだが…。

    【作者のたわごと】

    作品を締めくくる話ですが、この話にだけはアヤシイことは何も起こっていません。

    しかし、時代を下るにつれてハインリヒの鬼畜ぶりがますますひどくなってくるとの評価を新たにした話です。

     

    【関連小説】ハインリヒはアーダルベルトのお父様なので、特に「幻惑の森」とは裏表関係にあります。両方に共通して登場するフェレンツ・シュターン博士って、ひょっとしてコロンボの犬のような存在?

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