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【鹿ヶ谷叢書002】 越境の在日朝鮮人作家 尹紫遠の日記が伝えること —国籍なき日々の記録から難民の時代の生をたどって—

  • お-01〜02 (評論・研究|その他)
  • えっきょうのざいにちちょうせんじんさっかゆんじゃうぉんにっきがつたえること
  • 宋恵媛
  • 書籍|A5
  • 320ページ
  • 3,500円
  • https://kohakubooks.com/shish…
  • 2022/12/12(月)発行
  • 朝鮮「解放」前後の壮絶なる日本―朝鮮半島間の移動経験。
    1945年以降に引かれた「朝鮮―日本」、「北―南朝鮮」(38度線)という新たな2つの「境界線」を自らの足でこえた忘れられた在日朝鮮人作家の戦後日記から浮かぶ数多の経験と思い。
    戦後を生きた在日一世の日記、初公刊!

    金素雲訳編『朝鮮詩集』(岩波文庫)の解説者として世に知られる、朝鮮人作家、尹紫遠(ユンジャウォン、1911-1964)。1942年、朝鮮人初の短歌集を刊行した人物でありながら、戦後の歩みはこれまで注目されたこともなく、その存在は今ではほとんど忘れ去られている。
    日本出身の妻と暮らした尹紫遠の戦後の日記には、「密航」・親族離散・朝鮮人差別・生活苦・文化交流、そして戦後日本で在日朝鮮人が「書く」営みの困難さを伝える断片的記述に満ちていた。様々な在日朝鮮の人たちの声を拾ってきた研究者の解読とともに、日記は豊かに「在日」の経験を現代に語りだす。

    1942年というまさに戦争の最中、金素雲の勧めもあり、「朝鮮最初の歌集」と銘打たれ、「魂の哀鴻史」と評された自伝的短歌集『月陰山』(タルウムサン)、1946年夏に発生した南朝鮮でのコレラの流行により強化された連合軍と日本による朝鮮人管理・海洋警備を背景に、玄海灘を命懸けで渡る人々を描いた「密航者の群」など未刊行の重要作品をあつめた作品選集とともに、3冊同時刊行。

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