こちらのアイテムは2026/9/13(日)開催・文学フリマ大阪14にて入手できます。
くわしくは文学フリマ大阪14公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

奴らの墓を掘り起こせ

  • え-74 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • やつらのはかをほりおこせ
  • 河内レオン
  • 今年の2月から4月にかけてシルクロードの旅に出かけていた河内レオン。その際、ウズベキスタンのタシケントで、何の因果か、敗戦によってソ連の捕虜となり、ソ連各地に抑留されて強制労働に就いていた際に亡くなった日本兵の墓地のすぐ近くで宿泊することになりました(詳細は「旅の棚⑧」の記事をご覧ください)。先の戦争中、多くの日本兵を殺したのは同じ日本人であるというのが僕の長年の持論でして、タシケントで起こったことは、亡くなった兵隊さんたちが「俺たちのことを忘れないでくれ」と僕を呼び寄せたのだと思えて仕方なく、帰国後、直ぐに本作の執筆にとりかかりました。その原稿がようやく校了しましたのでここに公開させていただきます。半年ほど前、衆議院の総選挙があった際にミュージシャンのうじきつよしさんが「自民党に投票する皆さんへ。数十年かけて『弱く貧乏な国』にした政党、張本人なのに、その反省、分析、説明は一切ない。金権体質も変えない。汚職・犯罪疑惑も解明しない。彼らは確実に戦争をします。暮らしが破壊され、徴兵され、愛する人が殺され、やっと気づくのですか。私は嫌です」と、SNSで綴られていましたが、僕もまったく同感。自分で考えることができない人間、自分で気付くことができない人間は、ヒトラー、トランプといった極悪人や悪意しかない組織、扇動者等に簡単に騙されてしまい、同じ過ちを繰り返しますので、本作を読んだ方の中から一人でも多くの「早く気付く人」が出てくることを祈りたいと思います。

    【あらすじ】
    日本国の年号が昭和から平成へと変わった三年目の初夏、タイ北部、ビルマとの国境に近い田舎町のメーホンソンを訪れていた大学生の小宮山勇は、首長族として知られる少数民族の村へバイクで向かっている途中、ハンドル操作を誤って密林に覆われた山中で崖から転落して意識不明に陥るという重大な事故に見舞われる。だが、その事故が単なる事故で終わらなかったのは、事故後、緊急搬送された先の病院で意識を取り戻した彼の中に、転落後の崖下で二人の日本兵と遭遇した記憶が確かに残っていたことであった。果たして、彼らは残留日本兵だったのか、亡霊だったのか。それとも、夢だったのか、臨死体験だったのか。青年の記憶をたどる旅が始まる。

    ※この作品は個人サイト「レオンの本棚」にて無料でお読みいただけます。2026年9月13日(日曜日)に開催の「文学フリマ大阪14」のブースにカンパ用の募金箱を設置しますので、本作を事前にお読みになって作品を気に入っていただいた方の中で会場へ来場予定の皆さまには、是非ともカンパへの協力をお願いしたく思います。また、その際に作品の感想なども聞かせていただけるのならとても嬉しいです。河内レオンは当日、ブースに着席しておりますので、どうぞ、遠慮なくお声がけください。

ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。