名古屋 大人片付け塾
自分のために始める、50代からの片付け
はじめに
この本を手に取って頂き、ありがとうございます。
私はもともと「片付け」が好きで、困った経験がありませんでした。
そんな私が5年前、母の末期ガンが見つかり、介護、そして看取り、遺品整理を経験しました。
これが結構大変で、ものを捨てる罪悪感、辛さがトラウマになり、新しくものを買うときも、その後を考えると気軽に買うことができなくなりました。
私は、決して母と仲の良い親子というわけでもないのにこのありさまです。
長女だからと厳しく育てられ、褒められることなく、親の敷いたレール通りに進むことだけを求められました。
いつも周囲の期待を意識し、窮屈な思いで生きてきました。
そのせいで、自己肯定感も低くなったと思っています。
しかし反対に、その期待内にいれば、親や夫の庇護のもと、責任を取らなくてよい立場でもありました。
こんな私が、母の死や遺品整理をきっかけに、自分の人生の後半は、自分の価値観で選択し、責任を取る生き方をしていこうと決めました。
いい加減、周囲の期待を意識して、生きてきた自分が気の毒になったからです。
自分を救うため、新しいことにチャレンジしたいと目的を探していた時、「ライフオーガナイザー」という片付けの資格と出会いました。
この資格を取得し、片付けはものを捨てることでもなく、インテリアできれいに飾ることでもない、片付けの主役は自分であり、人生の基本であり、生き方の見直し術だと理解しました。
人生100年時代と言われ、50代は折り返し地点です。
是非、自分と向き合って、これからどんな生き方をしたいのか、考えるチャンスに、「ライフオーガナイザー」の片付け手法を活用してほしいです。
50代になると体力も、気力も、ガクンと落ちる瞬間があります。
記憶力も低下し、ものを探すことや収納管理も億劫になりがちです。
若い頃の価値観や、やり方のままだと無理が生じ、できないことも増えてきますが、50代ならきっとまだ大丈夫です。
あなたも自分と向き合い、自分の判断基準を見つけ、ものを手放す仕組みを作りませんか?
この本は自分と向き合い、新しいことにチャレンジして、人生の後半をスタートした私の話です。もちろんそこには「片付け」が大きく影響しています。
目次
名古屋 大人片付け塾
自分のために始める、50代からの片付け
はじめに
目次
自己紹介
第1章
ライフオーガナイザーは片付けのプロです
01 ライフオーガナイザーの資格
02 資格取得までの道のり
03 名古屋27期
04 自分の時間を見直す
05 時間の管理術
第2章 自分の好きなことで仕事がしたい
01 自分の価値観でリスタート
02 ライフオーガナイザーの学びは続く
03 イベント参加者100名を目指す
04 みんなの片付けの困りごとって何?
第3章 「思考の整理」から始める事例集
01 「思考の整理」のファーストステップ
02 「片付け前の思考の整理、ヒアリングします」のスケジュール
03 ものとの向き合い方
04 実家の片付けで見えたもの
第4章 今が一番幸せと言える自分になりたい
01 人生の基本は片付けである
02 あなたの片付けサポーター
03 名古屋 大人片付け塾をスタート
おわりに
謝辞
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自己紹介
はじめまして 栗賀 慶子(くりが けいこ)です。
名古屋で夫と娘と3人で暮らしています。
2年前に今のマンションに転居しました。
私の母が他界し、コロナ感染が拡大したこともあり、父の近くに住み、父の暮らしを手伝いたいと主人に相談したところ、同意を得られ、娘も快く賛成してくれました。感謝しています。
本業は、コールセンターのオペレーターで17年勤務しています。
実務経験と管理者経験が半々くらいの割合です。この職種を選んだのは、勤務地・時間・業務内容が豊富で、フルタイム派遣と短時間派遣の時給差も少なく、コミュニケーションを取ることが好きだったからです。
子育てしながら、扶養内で仕事をし、妻として、母として、娘としての役割を担う生活です。
現状維持があたりまえ、自分の知っている価値観のだけで、回遊魚のようにぐるぐる同じところで生活をしていました。
娘の成長や日常生活の小さな楽しみで、充実している毎日でした 。
そんな私の生活がある日、激変したのです。
それは、今から5年前、母に末期がんがみつかり半年で他界したことです。
この出来事から、私の人生の価値観やものとの向き合い方、暮らしが大きく変化し、「遺品整理」をきっかけに片付けのプロを目指すことになりました。
第1章
ライフオーガナイザーは片付けのプロです
01 ライフオーガナイザーの資格
みなさんは、「ライフオーガナイザー」をご存じでしょうか?
ご存知だったあなたは、片付け資格の情報ツウですね。
2022年4月に、一般社団法人日本片づけ整理収納協議会が20-60代(男女)1000名を対象にアンケート調査したところ、何らかの片付け資格を知っている方が全体の29.3%でした。
そのうち、どんな片付け資格を知っているか質問したところ、
1. 整理収納アドバイザー 76.2%
2. 収納カウンセラー 32.1%
・・・ライフオーガナイザーは8.9%
という結果でした。認知度の低さにびっくりしました。
「片付け」といえば、TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたこんまりさんや「断捨離」番組のやましたひでこさんが有名で、ご存じの方も多いかと思います。
「ライフオーガナイザー」の片付け方法は、このお二人の片付け方法と大きく違う点があります。
それは、片付け前に準備運動的な役割「思考の整理」と「捨てるから始めない」アプローチ方法です。