こちらのアイテムは2016/7/23(土)開催・第一回文学フリマ札幌にて入手できます。
くわしくは第一回文学フリマ札幌公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

腐れ街の蛇

  • い-24 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • くされまちのへび
  • 蜜丸
  • 書籍|A5
  • 300円
  • 2012/11/18(日)発行
  • ーその女は忠告しなかったか? 蛇に気をつけろと。

    「腐れ街の蛇」は、「雨の匂い、石の祈り」として文庫化された熱帯ファンタジ三部作の経験を踏まえて、2012年11月に発行した新しいシリーズの一作目です。「雨の匂い、石の祈り」とは連続した世界観ですが、時代も、場所も異なる作品です。熱帯の密林を流れる河沿いに築かれた、猥雑な都。そこで起こるとある出来事を、兄弟の目線でそれぞれ描く、ということを試みました。この「腐れ街の蛇」は兄の目線から描いた物語になります。

    その年は不作で、里に食べ物は足りていなかった。ナトトは、口減らしに出された年少の子供達をつれてこの都へとやって来た。国中からあらゆる物と、金と、それに吸い寄せられた人たちが集まるこの都へ。弟たち、妹たちに仕事を与えるために、ナトトはこの都の裏側へと足を踏み入れる。
    ナトトは歓楽街で「仕事」をこなしながら、鍛冶師見習いの弟ワルルと二人で暮らしていた。夜の仕事をするナトトと、昼の仕事をするワルルは、朝と夕方にだけ顔を合わせる。 花祭りが近づいたある夜、歓楽街を仕切る「館」の主はナトトを呼び出し、ある頼み事をするーー。
    深紅の花を飾った娘。煙草と酒と退廃の匂い。蛇の刺青と月夜に閃く短剣。
    これは、「蛇」と呼ばれ怖れられた殺し屋ナトトの物語。

    彼等をもし気に入った頂けたなら是非2作目「花と鍛冶師」も合わせて読んで頂けると嬉しいです。

ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。

同じ出店者のアイテムもどうぞ

カトル・セゾンカトル・クレール雨の匂い、石の祈り神様には名前がない王女には夢がない子供には罪がない腐れ街の蛇花と鍛冶師赤い分銅Voyage de pamplemousse #01 MexicoVoyage de pamplemousse #02 Cairns

「気になる!」集計データをもとに表示しています。