こちらのアイテムは2026/1/18(日)開催・文学フリマ京都10にて入手できます。
くわしくは文学フリマ京都10公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

アールラボ オープンマイク 朗読随想集3「三宅のおっちゃん」

  • 3F 第三展示場 | お-30 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • みやけのおっちゃん
  • 60歳からのかぶとむし
  • 書籍|B6
  • 43ページ
  • 100円
  • 2022/2/28(月)発行
  • 表題作「三宅のおっちゃん」 地域の小学校を愛する三宅のおっちゃん。毎朝、三宅のおっちゃんは学校の近くの横断歩道で黄色い旗を持って、登校してくる子どもたちに声をかける。雨の日も風の日も雪の日も。でも、三宅のおっちゃんは90歳に近い。衰えが目立ってきました。ある朝、職員室にけたたましい子どもの声が響きました。

     

    「今年の夏休みに考えたこと」 定年退職して初めての夏休み。非常勤講師の私は、夏休みは無職になりましたが、親の介護で必死でした。2年目の夏休み。両親が週3回デーサービスに行ってくれるようになり、ゆとりができました。でも、何もせずに過ごす夏休み。そんなとき出合ったのが『あなたの人生をだれかと比べなくてもいい』(五木寛之)。そして、『あん』(ドリアン助川)でした。

     

    「I remember」 毎晩母親の介護ベッドの横で寝ている私。真っ暗な部屋。私は音を立てないように起き出しました。すると、介護ベッドの方から英語が聞こえてきました。母親に外国人の霊がのり移った? 

     

    「ハンドベル」 明日は今年最後の子ども食堂。私はふと気がつきました。明日はクリスマスイブ。クリスマスイブにも子ども食堂に来なければならない子どもたちになんとかいいクリスマスイブを。

     

    「早起きしたわらしべ長者」 同業で学生のときからの友人Yが居酒屋でこんなことを言いました。「この間の研修で、俺報告してん。研修終わったら何人かの若い女の先生が俺とこに来て、『Y先生の報告よかったです。ここもう少し教えていただけませんか。』と言ってきてん。俺、もう天にも昇る心地やったわ。」 そんなYの話を聞いた私は、「お前はええわな。俺ってそんなこといっぺんもあらへん。どうせ俺って・・・」とすねてビールを飲んでいました。でも、そんな俺にも。

    「お札(ふだ)」 明日から3学期。なんとか3学期を無事に過ごせますように。私は愛宕神社へお参りに行くことを思い立ちました。でも。

     


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