発表済みの短編や書き下ろし読み切り、これから制作予定の小説予告版など、5本のお話を収録した短編集。
読酌文庫の小説は気になるけれど、いきなり長編シリーズに手を出すのはためらわれる。
そんなときにも手にしやすい、廉価な本を用意しました。
収録内容
- 両片想いの神の本(加筆修正&エピソード追加版)
- 何処かにこんな箱主が(加筆修正版)
- 十日ゑびすのお参り(はなり亭で会いましょう番外編/書き下ろし読み切り)
- 花咲く頃に君想う(冒頭試作)
- 運命の番になれなくても(冒頭試作)
読み切り短編『両片想いの神の本』は、その後のエピソードを追加。同人誌即売会で見つけた「神」と小説投稿サイトで追いかけていた「神」とが、紙の本を通じて奇跡のマッチングを果たします。
『何処かにこんな箱主が』は、一箱古本市で蔵書を売却し、本を減らしたいけれど……というお話。
『十日ゑびすのお参り』は『はなり亭で会いましょう』の番外編として書き下ろしました。本編終了後の時間軸ですが、未読でも問題なく読めると思います。既読だと、その後と展開にニヤリとなるかもしれません。」
『花咲く頃に君想う』はこれから発表予定の小説作品、冒頭エピソードの試作版です。深く・強く惹かれ合う女性2人のお話。
『運命の番になれなくても』もこれから発表予定の小説作品ですが、百合以上に読む人を選ぶ変則オメガバース設定のため、封印処理をしたうえで頒布します。注意書きを見たうえで「大丈夫だ、問題ない」という方のみ、開封して下さい。