こちらのアイテムは2026/5/4(月)開催・文学フリマ東京42にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京42公式Webサイトをご覧ください。

恋愛社会学 多様化する親密な関係に接近する

  • 南1-2ホール | T-49〜50 (評論・研究|文化研究)
  • れんあいしゃかいがく たようかするしんみつなかんけいにせっきんする
  • 高橋幸・永田夏来
  • 書籍|A5
  • 222ページ
  • https://www.nakanishiya.co.jp…
  • 2024/10/7(月)発行
  • 恋愛に巻き込まれているあなたにも、
    恋愛に疑問があるあなたにも、
    恋愛そのものに関心がないあなたにも――

    晩婚と生涯独身者が増加しつつも、多くの人々が生涯にわたり様々な形で関わることになる「恋愛」。
    それは現代日本でどのように変化しつつあるのか。
    歴史的記述や量的・質的調査、そして多様な事例から、結婚や性だけには還元できない親密な関係を読み解く、ポスト恋愛至上主義の時代に迫る必携入門書!
    「恋愛社会学の面白さは、私秘的で個人的なものとして経験される喜びや悲しみを、他者と共有可能なものとして発見することができ、語り合えること、そしてそのような心を揺さぶる感情や経験を通して社会がどのように構成されているのかを見通すことができるところにあります。
    本書を通して、その知的面白さを味わっていただき、恋愛をめぐって生じている様々な社会的問題の解決に協力する一員になっていただければ幸いです。
    恋愛社会学の世界にようこそ!」 (「はじめに」より)
    「恋愛社会学は始まったばかりであり、本書は「さしあたりの決定版」に過ぎません。読み進めるうちに、自分なりの意見や新たな視点が自然と湧き出てくることでしょう。恋愛に関する社会学的な議論がここから発展的に展開され、いろいろな交流や研究が生まれることを願っています。この本がインスピレーションの源泉となり、読者自身の学びや研究、そして日常生活における恋愛を再考するきっかけになることが、編者にとって最大の喜びです。」
    (「本書のねらいと構成」より)


    【目次】

    はじめに
    本書のねらいと構成

    Ⅰ 社会制度としての恋愛と結婚 

    01 近代社会における恋愛の社会的機能(高橋 幸)
    02 日本の家族社会学はいかに「出会いと結婚」を扱ってきたか(永田夏来)
    03 恋愛・結婚における親の影響──被差別部落の事例から(齋藤直子)

    Column1 明治から第二次世界大戦前までの「恋愛」の系譜──恋愛の歴史社会学的研究の知見から(岡田玖美子)

    Ⅱ 実証研究からみる若者の恋愛と結婚

    04 1980 年代の「恋愛至上主義」──『non-no』と『POPEYE』の言説分析を通して(木村絵里子)
    05 若者の恋愛の優先順位──質問紙調査の結果から(大倉 韻)
    06 リスク社会における恋愛と結婚──首都圏在住の未婚男性たちへのインタビューとフォーカス・グループ・ディスカッションによる調査から(大森美佐)
    07 恋愛は結婚において「必要」か、「オプション」か──首都圏と中国都市部の未婚女性たちへのインタビュー調査から(府中明子)

    Column2 ロマンティックラブ・イデオロギーという和製英語(高橋 幸)

    Ⅲ 現代の「恋愛」の諸相とその多様性

    08 「異同探し」の誘惑を飼い慣らす──男性同性愛者の恋愛をめぐって(森山至貴)
    Column3 クワロマンティックという生き方の実践──缶乃『合格のための! やさしい三角関係入門』から考える(中村香住)
    09 片思いと加害の境界を探る──交際経験の乏しい異性愛男性の関係構築に着目して(西井 開)
    10 アイドルに対する恋愛感情を断罪するのは誰か──「ガチ恋」の苦悩に向き合う(上岡磨奈)
    Column4 描かれる「ガチ恋」──フィクション作品が提示する苦悩と葛藤(上岡磨奈)
    11 2 次元キャラクターへの恋愛──フィクトセクシュアル/フィクトロマンティックと対人性愛中心主義(松浦 優)
    Column5 アロマンティックやアセクシュアルから考える「恋愛」(三宅大二郎)
    12 ジェンダー平等な恋愛に向けて──異性愛主義的な性別役割を批判する(高橋 幸)
    Column6 脳神経科学と認知的アプローチの発展からアフェクティブターンへ──アフェクティブターンにおける恋愛社会学の重要性①(高橋 幸)

    Column7 アフェクティブターン(情動的転回)とは?──アフェクティブターンにおける恋愛社会学の重要性②(高橋 幸)


    おわりに
    本書を閉じるにあたって
    事項索引
    人名索引


    【著者紹介】
    高橋 幸(たかはし ゆき)*
    石巻専修大学人間学部准教授。専門は社会学理論・ジェンダー理論。

    永田夏来(ながた なつき)*
    兵庫教育大学大学院学校教育研究科准教授。専門は家族社会学。

    齋藤直子(さいとう なおこ)
    大阪教育大学総合教育系特任准教授。専門は家族社会学、部落問題研究、人権教育。

    岡田玖美子(おかだ くみこ)
    大阪大学大学院人間科学研究科助教。専門は家族社会学、ジェンダー研究。

    木村絵里子(きむら えりこ)
    大妻女子大学人間関係学部准教授。専門は文化社会学、歴史社会学。

    大倉 韻(おおくら ひびき)
    法政大学、亜細亜大学、東京医科歯科大学(東京科学大学)非常勤講師。専門はジェンダー研究、セクシュアリティ研究。

    大森美佐(おおもり みさ)
    和洋女子大学、武蔵野大学非常勤講師。専門は家族社会学。

    府中明子(ふちゅう あきこ)
    (元)浙江工商大学専任講師。専門は家族社会学。

    森山至貴(もりやま のりたか)
    早稲田大学文学学術院教授。専門は社会学、クィアスタディーズ。

    中村香住(なかむら かすみ)
    神奈川大学人間科学部非常勤助手、慶應義塾大学文学部等非常勤講師。専門は文化社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究。

    西井 開(にしい かい)
    立教大学大学院社会デザイン研究科特別研究員。専門は臨床社会学、男性・マジョリティ研究。

    上岡磨奈(かみおか まな)
    慶應義塾大学非常勤講師。専攻は文化社会学、カルチュラル・スタディーズ。

    松浦 優(まつうら ゆう)
    九州大学 学術協力研究員。専門は社会学、クィアスタディーズ。

    三宅大二郎(みやけ だいじろう)
    大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程。専門は社会学、セクシュアリティ研究。

ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。