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メカニカル・ファウンテン

  • 第二展示場 Fホール | て-07 (小説|その他)
  • めかにかる・ふぁうんてん
  • 楽光一
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 116ページ
  • 500円
  • 2023/9/27(水)発行
  • 文房具SF(すこしふしぎ)小説です。

    タイトルの「メカニカル」は「メカニカルペンソゥ」=シャープペンシルのこと。
    タイトルの「ファウンテン」は「ファウンテンペン」=万年筆のこと。
    二部構成、ふたり主人公の短編集です。
    東京都文京区千駄木を舞台に、ロケーションハンティングを行った作品でもあります。
    単巻でお楽しみいただけますが、続巻もあります。

    「タイムスリップ・シャープペンシル」
    佐鳴瀨名は、ずばずばとものを言う豪傑としてクラスに知られる女子生徒。渾名は「大刀洗」。
    幼少期の離婚で父の顔を知らない瀨名が憧れる対象は、常に母親である成子だ。
    そんな成子が高校時代に使っていたというシャープペンシル・パイロットのH-1094を譲り受けたその瞬間から──彼女の精神は、母である成子の高校時代に飛んでしまう。
    成子の「中」から見た、1990年代の高校生ライフ! 瀨名はいったいどうなってしまうのか?

    「押せば言葉の泉湧く」
    売れない小説家・文京うなぎは、高校時代の思い出も鮮明な文京区千駄木に居を構える。
    そこで出会った眼鏡の女性と、銀髪の少女。彼女たちはうなぎに「自分たちの物語を書いて欲しい」と告げる。
    それは、彼女たちにとって忘れがたい戦いの日々。そしてうなぎにとっては、自らが描いたデビュー小説の世界そのままの、バトルSFの世界だった。
    超能力、アンドロイド、人工天才──文京うなぎは愛用の万年筆・キャップレスC-400SSのノブをぐっと押し込み、そのちいさな金ペンを原稿用紙に走らせる。



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