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建築史眼 Critical Distance

  • カ-05〜06 (評論|文芸批評)→配置図(eventmesh)
  • けんちくしがん くりてぃかるでぃすたんす
  • 関 和明
  • 書籍|A5
  • 382ページ
  • 1,400円
  • 2019/03/10(日)発行
  • 『建築史眼:Critical Distance』 

    (著者:関和明[関東学院大学名誉教授]、A5版、378ページ、2019年3月10日発行、装丁・本文デザイン:小宮山裕[稀人舎]、印刷:株式会社ホプルス)


    『建築史眼:Critical Distance』は、建築の歴史に関する論考とデザイン・アートについての批評を収録しています。著者は、大学において建築分野の教育と研究に携わり、その間に古代エジプト建築の発掘調査と復元研究、そして建築・デザイン・アートの批評活動などを行ってきました。

    全体は、1)古代エジプト建築研究、2)庭園論・都市論・建築史論、3)書評・デザイン批評、そして4)建築教育、で構成されています。

    「古代エジプトの建築研究」では、「セド祭殿」についての研究論文と「魚の丘」建築の発掘調査と復元研究、そして古代エジプト建築をテーマにしたエッセイが中心になっています。ファラオの即位30年目に挙行される「セド祭」は、古代エジプト王権の維持更新の祭儀として非常に重要なものですが、日本の「天皇」即位式である「大嘗祭」と共通する点もあることも興味深いと言えるでしょう。また、古代エジプト文明は約3000年もの間、固有な文明の伝統を持続しましたが、「セド祭」に表現された古代エジプト人の時間の観念がその根底にあるといえます。

    「庭園論・都市論・建築史論」には、建築やデザイン関係のメディアに掲載されたものと、海外の大学(Pacific National University:太平洋国立大学、ハバロフスク、ロシア)での学術講演として発表されたもの(英文)が収録されています。2019年に創設100年となる「バウハウス」と関係があるモダニストの建築家や都市計画家、日本の都市や建築の「伝統」、再利用された戦争遺跡など、様々なトピックを扱っています。

    「書評・デザイン批評」は、各種の雑誌に書いた批評です。ファッション、写真、ブックデザイン、パッケージデザイン、建築と政治など、多岐にわたる対象を取り上げています。

    「建築教育」では、大学における教育現場での記録が紹介されています。


    《目次》

    ・はじめに

    1.古代エジプト建築研究

     1-01. 古代エジプト建築における「セド祭殿」の建築形式について

     1-02. A Note on the “Hb-Sd” and Sed-Pavilion in Ancient Egyptian Architecture

     1-03. The Architecture of "Kom el-Samak" at Malkata-South - A Study of Architectural Restoration-

     1-04. 初源の空間・エジプト[抜粋]

     1-05. アマルナ幻視行

     1-06. 西域の原点・エジプト

    2.庭園論・都市論・建築史論

     2-01.パラダイスと庭の神話学

     2-02.ボタニカ・ネクロフィリア

     2-03.Outline of the history of City planning in Japan - Three phases of development and five characteristics-

     2-04.ルートヴィヒ・ヒルベルザイマー:ヒポダモスの末裔

     2-05. ハンネス・マイヤーとバウハウス-マルクス主義の建築:Hannes Meyer and Bauhaus - Marxist Architecture

     2-06. Floating in air and water - Japanese Architecture: Tradition and Imagination

     2-07.Renovation of War Bunker - Case Study and Typology

     2-08.保存の美学と経済学

    3.書評・デザイン批評

     3-01.隠喩としての〈隠喩としての建築〉(柄谷行人著『隠喩としての建築』書評)

     3-02. 百の否・千の問い--批評あるいは多元・多重・多層な界域における非決定の態勢(マンフレッド・タフーリ著・八束はじめ訳『建築のテオリア-あるいは史的空間の回復』書評)

     3-03. ケーススタディによる「モダニズム建築」の批評的再構築(ピーター・ブランデル・ジョーンズ著、中村敏男訳『モダニズム建築:その多様な冒険と創造』書評)

     3-04.異邦人の感性(『篠原一男経由東京発東京論』書評)

     3-05.文体の生成(鈴木博之著、伊藤毅編『建築 未来への遺産』書評)

     3-06. icon-o-gramme

     3-06_00.  icon-o-gramme(i-o-g)は、book-reviewを媒介にしたデザイン時評である。

     3-06_01. パッケージのパラドックス

     3-06_02. 物語としての装幀 vs ノンシャランスなブック・デザイナー

     3-06_03. 街はトマソニアン・ミュージアム

     3-06_04. 「写真」の愛と死を見つめて

     3-06_05. 誤って配達されてきた三通のファッション・レター

     3-06_06. デザイナーズ・アイデンティティ

     3-07. 石に刻む:白井晟一の建築

     3-08. 線と線の間につくられた空洞―ベルリンのユダヤ博物館―

     3-09. 西安の井上有一展と西域の旅

     3-10. 分有、パス、そして愛すること:「明るい部屋 絵を描くロラン・バルト」展

     3-11.寛大なるエジプトの抱擁力:「古代エジプト展」西武美術館(池袋)

     3-12.建築と建築・論の狭間:昭和59年度日本建築学会大会 建築歴史・意匠部門研究協議会「建築論の展開をめざして」

    4.建築教育

     4-01.ESPACE:EDC1987(「環境デザインクラス」パンフレット)

     4-02.セルフビルド -「つくる/感じる/考える」の同期

     4-03.自律生成木造トラス構法による構造物の試作-規格材を用いた仮設構造物のセルフビルドによる構法システム

    ・あとがき


    《著者略歴》

    関 和明(せきかずあき・Kazuaki SEKI):建築史家

    1948年京都市生まれ。

    1972年早稲田大学理工学部建築学科卒業。

    1974年同大学大学院理工学研究科建設工学専攻建築史研究専修修士課程修了。

    1977年同博士課程単位取得退学。

    1976年関東学院大学工学部建築学科助手。

    1977年同専任講師。

    1981年同助教授。

    1993年同教授。

    2019年4月より関東学院大学名誉教授。

    1997年~1998年、ベルリン自由大学エジプト学ゼミナール客員研究員。

    2008年、オクスフォード大学マンスフィールド・カレッジOCEES(Oxford Centre for the Environment, Ethics and Society)研究員。


    kaz-seki@wg8.so-net.ne.jp

    https://www.facebook.com/kaz.seki


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