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BL詩歌集 兄の器

  • カ-05〜06 (評論|文芸批評)→配置図(eventmesh)
  • びーえるしいかしゅうあにのうつわ
  • そらしといろ
  • 書籍|A5
  • 16ページ
  • 500円
  • 2018/11/25(日)発行


  • この詩歌集には、BL短歌5首とBL詩5作品が収録されています。
    BL短歌1首に対して、1つのBL詩を書き広げた作品集になります。


    とある兄弟の立ち位置が崩れてゆく瞬間……。


    高校生の兄・秋一が、かつて使っていた汁物の紅い器を、中学生の弟・春希がお下がりとして使うようになってから、嫉妬のようなものを抱いている。

    家族には「お兄ちゃん」、弟には「秋一兄さん」と呼ばれ、日々、どうしようもなく兄という立場を意識させられることが、なんとも苦しかった。

    けれど、弟のことは憎めない。秋一が自ら弟を「春希」と呼ぶたびに、弟は名前で呼ばれる存在であり、羨ましく思う。

    秋一にも、名前を呼んでくれる兄がいたら、と思わずにいられない。

    自分の名前を弟として優しく呼ばれたい、欲望が日に日に膨らむ。


    一方で、弟の春希は兄が紅い器に注ぐ視線を感じており、その意味も何となく把握していた。

    秋一に「春希」と呼ばれることが嬉しくて、表には出さないものの、兄が大好きだ。

    大好きな兄が望むのなら、春希は、弟の自分が兄のように振る舞っても構わないと思う。

    兄弟なんて、先に生まれたか、後に生まれたかで決められた序列にすぎない。

    二人きりの兄弟の秩序を守るも破るも、二人次第。

    春希は兄を優しく名前で呼び捨ててみたい衝動に駆られる。

    それは兄のように優しく?それとも……。


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