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イスラエル石碑

  • 6F | う-03 (小説|歴史・古典)
  • いすらえるせきひ
  • Studio KODAI
  • 書籍|A5
  • 20ページ
  • 200円
  • 2015/2/1(日)発行
  • 旧約聖書の『出エジプト記』をご存知ですか?
     ちょっとご年配の方ならチャールトン・ヘストン主演の映画『十戒』で出てきた話――エジプト王女の養子として育てられたユダヤ人モーセがエジプトから逃げ出してイスラエル人の指導者になる話ですよ――と言えばお分かりになるかも知れません。
     聖書という書物は世界中で読まれている大ベストセラーでありながら、歴史的文献としては甚だ不完全です。いっぽうエジプト人は古くから裁判記録であれ公文書であれ、文書記録を残すことが大好きな人々でしたので、エジプト人の残した記録を読むとエジプトが関わった国々の歴史が明らかになることが多々あります。
     というわけで『イスラエル石碑』とは何かと言いますと、エジプト王メルエンプタハが残した記念碑の一つです。内容を要約すると「メルエンプタハ王は諸外国に対して勝利を収めた。王様万歳」という意味のことが書かれています。それがどうして『イスラエル石碑』なのかというと、今のところ発見されている古代エジプトの記録文書の中で唯一「イスラエル」という地名が出てくるから、こう呼ばれているのです。
     聖書だけを読んでいると「杖が蛇になった」だの「海が二つに割れた」だの、モーセの物語は作り話のように感じられるでしょう。そもそも古代のイスラエル王国は一度滅ぼされていますから、ソロモン以前のイスラエル王国は本当に実在したかどうかさえも疑われて仕方のないところでした。けれども、エジプトのメルエンプタハ王の残した記念碑のお陰でイスラエルという土地が当時実在したことが証明されたのです。
     文献としては、そうした歴史的意義があるという以外に取り立てて面白い点はありませんが、「イスラエル石碑にはこういうことが書いてある」程度のことは知っておいて損はないかも知れません。

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