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The Turning of Short story

  • D-33 (小説|短編・掌編・ショートショート)→配置図(eventmesh)
  • たーにんぐおぶしょーとすとーりー
  • 梓野 みかん
  • 書籍|新書判
  • 92ページ
  • 300円
  • 2019/06/09(日)発行

  • こたつみかんがマークの短編小説集です。

    第三回文フリ岩手アンソロや、テキレボ8で参加したアンソロを加筆修正したものを加えた、短編5本入りです。
    以下、各話の冒頭です。

    ●ある年の瀬に、帰りたくなる、それぞれのどこか。……「遠野へ」

    「トーノ?」
    「遠野、ですよ」
     遠い、野、と書くのだと教授は言った。
     地球の衛星、月の話である。
     なんでも月面探査により未知の谷が見つかり、その谷の地名を研究者の間から募っているのだという。

    ●先生が、私たちに残した四字熟語。……「さいごの授業」

     先生は、あす学校からいなくなる。
     だというのに、いつものように国語の授業はすすんだ。
     いつものように教科書が無視されているのも、いつもどおりだ。
     
    ●「だんごまき」って知ってますか?ある夏祭りの、小さな反乱。……「革命、櫓の上より」

     夏祭り。
     私が旅に出る理由はそれで充分である。
     だんごまき。
     それが祭りの催しに含まれているならば、私は必ず足を向けることにしている。
     
    ●人から離れて写真館を営むウノの、特別な三月。……「三月彗星」

     今年の三月は、特別だ。
     三月一日の未明から姿をあらわした彗星は、まるまる一か月ものあいだ観測できることから、「三月彗星」と呼ばれた。

    ●ダムに沈んだ実家を目にした男の、よみがえる思い。……「極彩の庭」
     
     晴八の家はダムに沈んでいる。
    「たしかに、沈んだのでしょうか」
     晴八は何度も、のろのろとそう尋ねた。
     役所の男はいいかげんうんざりした様子で手短に答えた。
     ――VRもありますから。


    こたつ読書に、想いをはせるひとときに。














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