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旅する台湾・屏東

  • 第一展示場 | Z-11〜12 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • たびするたいわん・へいとう
  • 一青妙(著), 山脇りこ(著), 大洞敦史(著)
  • 書籍|B6
  • 288ページ
  • 1,900円
  • https://amzn.to/3wagRcz
  • 2023/11/20(月)発行
  • 「もっと、南へ」
    いま一番熱い台湾がここにある。

    ※サイン本(一青妙さん)

    台湾リピーターの日本人にもまだあまり知られていない屏東。
    人、食、文化、様々な側面で「台湾らしさ」を感じられる場所である。
    そんな屏東に魅せられた作家たちが語り尽くす貴重な旅エッセイ&ガイド。
    読めば必ず屏東を訪れたくなるはず!

    <本書の目次>

    第1部 屏東に息づく日本(一青妙)
     第1章 懐古の街を訪ねて
     第2章 何者かになりたくて
     第3章 屏東のなかの「日本」
     第4章 歴史を知り、未来を考える

    第2部 屏東の食を訪ねて(山脇りこ)
     第5章 屏東で食べる
     第6章 屏東の味を支える調味料
     第7章 大地と海からの恵み
     エリア別屏東のおいしいお店

    第3部 異文化に出会う(大洞敦史)
     第8章 海を愛する人々
     第9章 山に生きる人々
     第10章 土地に深く根差すアート
     第11章 客家の文化に親しむ

    「国境の南」屏東に魅せられたい(本文より)
     台湾は多様性の島だと言われる。単一文化的な日本に育った我々は、まずそうした台湾の複雑さ、そしてその複雑さが生み出す文化の豊かさに惹きつけられる。一方、台北にいるだけでは多様性を実感できる機会は限られている。
     ところが屏東には、それらがバランスよく配置され、パイワン族などの先住民、漢民族の閩南系、客家系など多くの人々が混ざり合って、台湾らしさを醸し出している。
     ある意味で、最も台湾らしい場所ということが言えるだろう。
     屏風に対するイメージをとてもよく教えてくれるのが「国境の南」という呼び名だ。
     台湾で過去最大のヒットとなった2008年の国産映画『海角七号』は、屏東の恒春を舞台にし、主題歌は「国境の南」だった。
     国境よりさらに遠い場所にあるというイメージだが、そこには遠いというだけではなく、「未知」「神秘」「夢」などのイメージも込められている。「台湾南洋」というニックネームもある。
     台湾人にとって、行ったことはないが、一度は行きたい場所。行けば確実に魅了される場所。それが屏東だった。
     ただ旅行先としてのネックも遠さであったが、開通した台湾新幹線で、台北から1時間半で高雄(左営)駅まで結び、そこから在来線を使って30分で屏東市に着いてしまう。しかも、数年後にはなんと台湾新幹線の屏東への延伸も決まっているという。そうなれば台北から2時間圏内、楽々日帰りもできる訪問先になる。
    そんな追い風もあって、この数年、遠かった屏東の存在が、急激に近いものになってきている。台湾の若者や文化人が屏東に夢中になり、長期休暇になると屏東に殺到するようになった。「屏東進化(進化する屏東)」「台湾的万花筒(台湾の万華鏡)」などと形容されるようになった。
    屏東の魅力が、だんだん台湾全体に伝わっている実感がある。(中略)
    本書は、日本では初めての屏東を専門に取り上げる書籍となる。本書を通して、屏東に魅せられる日本人が増えることを期待したい。

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