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【ハイファンタジー】【恋愛】ルスカ【R18】

  • 第二展示場 Eホール | か-16 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • るすか
  • 日崎アユム
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 296ページ
  • 1,000円
  • 2020/5/31(日)発行
  • 肩書だけの王様に両性体の美女(仮)が恋をする恋愛ファンタジー長編小説です。約12万字。  18禁性描写が含まれておりますのでご注意ください。

    【カバーおよび表紙イラスト】 氷上リホ様 @haurvatat_rh

    【あらすじ】
    エーデマルク連合王国内にスオルランド王国という名の国がある。 体裁としては一個の王国だが、実質的にはエーデマルク本国の植民地だ。 スオルランドには「スオラの民」と名乗る先住民が住んでいる。 色白で淡い色合いをした彼らは半年に及ぶ長い冬を深い森の中で暮らしている。 中でも森の中で育てられるこどもは外部の人間の前にはめったに姿を現さないことから「雪の森の妖精」と呼ばれており、エーデマルク人の入植者たちには物珍しく希少価値の高いものとして大事に思われていた。 「スオラの民」のこども――『こども』は両性体で生まれてくるという。 そして結婚すると、どちらかの性別に変化し、伴侶とつがって子をなすという。 だがエーデマルク人は誰も『こども』が『おとな』になる瞬間を見たことがない。 「スオラの民」の『こども』は神秘のヴェールに包まれている。 妖精と呼ばれるわりには気性の荒い「スオラの民」を、エーデマルク本国の王ヘンリクは持て余していた。暴力をもって弾圧し支配を試みるが、なかなかうまくいかない。 そこで白羽の矢が立ったのは王弟グスタフだ。 「スオラの民」との平和的な友好関係を結ぶことを主張したグスタフは、ヘンリクによってスオルランド王に任命されスオルランドに赴任した。 征服者として「スオラの民」に嫌われるグスタフ。 それでもなんとか仲良くしようと、対話を持ちかけるが――

    夏の終わりに湖で出会った『こども』は、ルスカと名乗った。 ルスカはスオラ語で紅葉のこと。 しっとりした名前のわりにはやんちゃでおてんばなルスカ。 ルスカとの出会いはグスタフの運命を大きく変えていく。


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