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人魚のブリュンヒルデの歌

  • ケ-12 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • にんぎょのぶりゅんひるでのうた
  • 季谷 冬桜子
  • 書籍|B5
  • 40ページ
  • 500円
  • https://kakuyomu.jp/works/117…
  • 2021/6/6(日)発行
  • 海軍司令官のジークフリート・アドルフ(25)と海軍兵、アルべリヒ・ベルツ(25)は船で船員を連れ、ライン川のローレライ岩付近を走っていた。ジークフリートとアルべリヒは同じ田舎村出身であったが、先にジークフリートの方が出世してしまったという経緯があり、そのことにアルべリヒは嫉妬の感情を隠していた。甲板に二人で立っていた時に、アルべリヒはライン川のローレライ伝説についてジークフリートに語り掛ける。ローレライ岩伝説とは、ライン川を通行する船に歌いかける美しい人魚たちの噂で、彼女たちの歌を聞いた者はその美声に聞き惚れて、船の舵を取り損ね川底に沈んでしまうというものだった。二人はただの昔の噂だと一笑する。気が付くとローレライ岩付近にたどり着く。  すると、どこからともなく美しい歌声が折り重なるように聞こえてくる。甲板から川上を見るジークフリートとアルべリヒ。岩の上に複数の人魚が乗っており、キール号を取り囲んでいた。人魚たちの歌に誘惑され、船体から甲板にぞろぞろと出てくる船員たちは恍惚とした表情で手を前方へ差し出しながら人魚たちへ近寄ろうとする。一人、また一人と甲板から海へ落ちていく中ジークフリートの取った行動は……。
    登場人物 ジークフリート・アドルフ(25)海軍司令官 アルべリヒ・ベルツ(25)海軍一等卒 リリューシュカ・アドルフ(15)ジークフリートの妹。車いすに乗って生活している。 ブリュンヒルデ(15)人魚 リリューシュカに瓜2つの顔をしている。

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