エブリスタ「歴史・時代物」で特集掲載され
「執筆応援キャンペーン 大正浪漫」で入賞をいただきました。
大正時代、京都。亡くなった華族の長女を巡る使用人同士の濁った恋。
あらすじ
【大正時代、京都。武家家族・辻本家の長女、辻本百合子が結核によって亡くなった。その通夜に参列していた庭師の吾両は、実は百合子に淡い片思いを抱いていた。
通夜の席を抜け出し、百合子の部屋へ一人向かった吾両は、彼女が生前使っていた着物を抱きしめ、涙を流す。
その姿を見ていたのは、吾両に片想いをしていた女中の毒島薔子だった。】
webで連載していたところ、多くの女性読者の方からご感想をいただけました。 「嫉妬が醜くなくてよい」 「美しすぎる大正日本の情愛を描いた物語に、読む手が止まらなくなった」etc. 本当に感謝しかないです。
エブリスタ様で入賞をいただいた際に、講評で
「華族のお嬢様と使用人である庭師の主人公の身分違いの許されざる恋です。主人公の一途な想いには、読み手の胸がしめつけられるせつなさがありました。一方で、下の立場の相手には理不尽な暴行さえ見逃されていた大正の陰の部分も描いています。また端麗で文学的な文章表現が美しい。「青い悲しみ」「水滴が落ちるような声」などの表現は格調が高いです。白い着物にワインレッドの手袋、紫のショールなど色彩の見せ方も豊かでした。」
とお言葉をいただきました。
装丁
表紙用紙 ファンタス アカ200kg (リバーシブル)
PP加工 ベルベッドPP
本文用紙 淡クリームキンマリ72.5kg
遊び紙 前 越前和紙 雲竜紙 朱
プリントオンさまのわくわくドキドキセットで同人誌始めてからの本で一番豪華な装丁にしていただいたので、ぜひお手にとっていただければ幸いです。(表紙の手触りがしっとりとして、指に吸い付くようです)
78P A5 1000円