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悲劇の海を越えてゆけ 上・下

  • Fホール(2F) | カ-10 (評論|ミステリー)→配置図(eventmesh)
  • ひげきのうみをこえてゆけ
  • 浅木原忍
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 1,700円
  • 艦これ×《ダンピールの悲劇》長編。

    1943年3月3日、ラエに向かっていた輸送船8隻、護衛駆逐艦8隻の輸送船団は、ダンピール海峡で連合軍機の襲撃を受けた。
    反跳爆撃という新戦法を繰り出した連合軍機の大編隊の前に、運送艦「野島」ほか輸送船8隻は全滅、護衛駆逐艦も「白雪」「朝潮」「荒潮」「時津風」の4隻が撃沈され、「敷波」「浦波」「朝雲」「雪風」の4隻のみが辛うじて生き延びた――これがビスマルク海海戦、通称《ダンピールの悲劇》である。

    突如、オリョール海上空に出現した深海棲艦機の大編隊により、オリョール海の制空権が奪われ、南西諸島との海上交通網が断絶。人類は窮地に立たされた。
    南方に現れた飛行場姫を破壊するため、敵制空権下のオリョール海を強行突破し、新兵器・三式弾を南方の主力艦隊へ輸送する、決死の輸送作戦が立案される。
    それは彼女たちにとって、記憶に焼き付いた最悪の戦場への、再びの招待状だった――。

    あの戦争で守れなかったものの多さから、自分の力を信じられない旗艦・敷波。
    敷波の司令官への想いを知るために、自分の気持ちを押し殺す浦波。
    僚艦・初雪を失った痛みから立ち直りきれていない白雪。
    幸運艦と呼ばれることを本当は好まない、誇り高き奇跡の駆逐艦・雪風。
    雪風に憧れ、自分を一人前と認めてほしいと願う時津風。
    あの悲劇を生き延びたひとりとして、周囲を気に掛ける朝雲。
    かつて命令に背き、野島の救助に向かって沈んだ過去を引きずる朝潮。
    朝潮を想いながら、野島と朝潮の悲劇の絆の前に苦しむ荒潮。
    そして、朝潮と荒潮にあの悲劇を再び味わってほしくないと願う運送艦・野島。

    あの悲劇を知る9隻は、それぞれの思いと痛みを抱えながら、戦場へ赴く。
    人類の希望を繋ぐために。
    そして、それぞれの記憶に焼き付いた、悲劇の海を越えてゆくために。

    ――これは、鉄底海峡の決戦の裏側で繰り広げられた、駆逐艦と運送艦の戦いの記録である。


    上巻:2014年12月30日発行/文庫164ページ/700円
    下巻:2015年3月30日発行/文庫284ページ/1000円

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