誰もが仮面を使い分けている。あたかもそれが本心たどいうことを装って、人々は生活シーンに合わせて顔色を切り替える。誰も彼もが、見えない仮面を被る。
仮面をつけながら高校生活を適当に謳歌する谷崎 潤は、ある日とある先輩と出会う。彼女の名前は、喬坂 霧乃。彼女は軽度の中二病を患い、そして決して偽りを見せない人だった。
これは、諦められた誰かの青春を取り戻す為に、自分を持たない誰かが手を差し伸べるその活動譚である。
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