“ゴジラ”の同級生として俳優人生を歩んできた私だから語れることがある。
朝鮮生まれで満州育ち。戦後の引き揚げで初めて土を踏んだ故国での異邦人としての想い――。大陸で育まれた宝田明のコスモポリタンとしての気質は演劇の世界で開花された。
反核のシンボル“ゴジラ”の盟友として未来に託すメッセージとは?
満州からの過酷な引き揚げの旅を詠んだ「送別歌」に込めた、コスモポリタンとしての流儀を語る。
目次
プロローグ 送別歌
第一幕 大陸育ちのコスモポリタン
第二幕 消えない弾痕
第三幕 お汁粉の月
第四幕 異邦人としての旅路
第五幕 “ゴジラ”の生き証人
第六幕 人生はちょっぴり不幸な方がいい
第七幕 日本映画黄金期の光と陰
第八幕 スポットライトを浴びて
第九幕 コスモポリタンとしての使命
エピローグ 私の願い
カーテンコール 甘えついでにもう一言