≪本書籍帯文より≫
はじめに詩がありました。
魚住陽子が小説に先んじて発表した初期の「詩」と「詩的散文」を網羅。併せて個人誌『花眼』掲載の俳句全編と掌編小説(『五月の迷子』所収)の合間に書かれた未発表詩編を収録する。
あお向けになったまま音楽に轢かれて死んでゆく
短い祈りもなく 苦悶に見開かれたままの目を閉じてくれる指もない
こんなにも静かで覆えりにくい絶望があることを
人はいつ知ってしまうものなのか
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