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家を出たい。でも出られない。
逃げたのに見つかる。その理由が分からない。
――知識で闘う。制度と法律の実用書。
DV・虐待・モラハラ等から安全に離れるための制度と手続きを1冊に整理しました。
CAMPFIREクラウドファンディングアワード2023ノミネート、毒親サバイバーや専門家から高い支持を得た旧版を全面更新した最新版です。
柴田収弁護士の監修のもと、2026年施行の新法までカバーしました。
メンタルに寄り添う良本は数多くありますが、制度や手続きを具体的に網羅した「避難方法の本」は、国内にはほとんどありません。
必要ないに越したことはありませんが、お心当たりのある方は本書ご活用ください。
はじめに
第一章 「毒親」とは
(一)逃げる前に知ってほしいこと。戸籍から住所漏洩する
(二)加害親の行動パターンと類型
(三)暴力的な言動は犯罪行為に該当しうる。刑法は家族間にも適用される
(四)未成年者の場合。児童虐待防止法の定める四種類の虐待について
(五)自分の親が「加害親かもしれない」と悩んだら
コラム① 誤った加害者像。毒親は「精神病」「発達障害」というのは間違い
第二章 子どもが親を養う義務は、法的には存在しない
(一)民法八七七条の定める「扶養義務」は死文化している
(二)民法八二〇条の定める「親権」は子の利益にならなければ濫用
コラム② 道徳教育と主権者教育の違い
第三章 加害親と離れる準備(前編)
(一)「絶縁」の選択肢を考える。避難、引っ越し、DV等支援措置について
(二)未成年者の「絶縁」の選択肢は一つ。安全に避難するために
コラム③ 住民票を移すか・移さないか。人為的ミスの深刻さ
(三)証拠を集める。医療機関受診歴、録音・動画、警察への相談録など
(四)公的機関への相談の仕方
(五)相談先一覧
(六)未成年者が無料で利用できる相談先一覧
(七)政治家に相談するという選択肢を持つ
(八)福祉サービス第三者評価とは。親切な相談員と出会うために
コラム④ 家父長制ってなに?
第四章 加害親と離れる準備(後編)
(一)新居の探し方。市区町村、配達エリア、通勤通学ルートを変える
(二)引っ越しの必需品、盗聴器の検査、DV・ストーカー対策専門業者
(三)新居に繋がりそうな情報は全て廃棄する
コラム⑤ 戸籍制度が残っているのは日本と台湾だけ
第五章 加害親と絶縁して独り立ちする
(一)DV等支援措置は、新旧二つの自治体で連携してかけてもらう
(二)分籍はしたほうが安全
(三)戸籍届書のマスキング申入れ。支援措置との併用のすすめ
(四)税業務におけるDV・ストーカー等被害者支援措置の申出(「税支援」)
(五)不動産登記簿も保護できる(新第一一九条第六項、新第一二一条)
(六)新しい健康保険証をつくる。医療費通知情報等の設定変更
(七)マイナンバーカードの「代理人」解除。個人番号指定請求について
(八)郵便局の「転居届」は出さない。住所変更は発送元に個別に出す
(九)携帯電話やクレジットカードなどの名義変更・解約
(十)車の登録事項等証明書・検査記録事項等証明書の閲覧制限
(十一)後見登記制度における支援措置(登記事項証明書の発行抑止)
(十二)選挙人名簿の抄本の閲覧の拒否
(十三)供託制度における措置
(十四)行方不明者届の不受理の措置
コラム⑥ 警察ってどんな感じ?
第六章 新生活で気をつけること
(一)DV等支援措置・税支援などの更新手続きを忘れずに
(二)郵便物は実名でなくても届く。匿名配送を活用する
(三)SNSは鍵アカウントにするか、自撮りや居場所が分かる投稿はしない
(四)利用規約・プライバシーポリシー・アプリの権限を確認する
(五)生成AIの利用方法に気をつける
(六)自営業者の注意点。登記簿・特定商取引法・インボイス
(七)知人であっても安易に住所を話さない
(八)何かあったときの相談先・避難先を決めておく
(九)情報収集を欠かさない。政治に関心を持つ
コラム⑦ 離婚後も親子関係が義務化される「共同親権」への疑問
おわりに
特別寄稿 テミス法律事務所代表 柴田収
特別付録 毒親絶縁チェックリスト 時系列まとめ
主要参考文献一覧
改訂新版によせて
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