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紅い翼の翻訳家

  • 南1-2ホール | J-85 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • あかいつばさのほんやくか
  • ナディア・アーレンベルク
  • 書籍|B6
  • 160ページ
  • 1,760円
  • 概要

    亡命作家と、絶滅言語の翻訳家
    ――「存在しない言葉」を届けるふたりの物語

    「出版してよ。私が死んだらね」
    故人の願いを叶えるため、海を渡るナディア。
    遠い島国の山奥の幽霊屋敷に、問題の翻訳家は待っていた。

    「ご依頼ですね。
    高地アーレンベルク語ですか。
    低地アーレンベルク語ですか」

    ナディアには馴染み深い言葉だけれど、
    この国の人たちは、耳にしたことがないという。

    謎の言語を扱う翻訳家の少女と、
    母語を物珍しがられることに苛立つ作家。
    それでも誰かに届く形へと編み直す行為は、
    翻訳なのか――あるいは魂を削る嘘なのか。

    関連作品

    王の庭師:アーレンベルクより愛をこめて
    ※いずれも単体でお楽しみいただけますが、
    二つの物語は、同じ世界のどこかでつながっています。

    著者

    ナディア・アーレンベルク〔幻著〕
    アーレンベルク北部の狩猟家の町に生まれる。
    10歳の時、隣国ヴィッセンへ亡命。
    その経緯とアーレンベルク家の歴史を綴った『王の庭師(原題:Gärtner des Königs)』シリーズは
    祖国で発行を禁じられ、日本などで出版された。
    現在はアデルフィル山地の麓、ノルドアーレン県で物語を紡ぐ。

    久利生杏奈 〔幻訳〕

    紅龍渓谷で古い書庫を営む。
    ヴィッセン語、アーレンベルク語、鳳華語など、この世界ではあまり聞き慣れない言語を取り扱う。

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