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善悪と因果

  • 南1-2ホール | B-13〜14 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • ぜんあくといんが
  • 文野 潤也
  • 書籍|A5
  • 31ページ
  • 300円
  • 2025/9/14(日)発行
  • ※対面販売限定品!(Amazonや通販での販売予定はありません)
    ※好雪文庫初の大人用絵本です!(製本方法を工夫するなどして価格を抑えました)

    仏弟子アーナンダの「『人間はみな平等だ!』と言うが、大衆の姿を見る限り、実際にはそれぞれ色々と違いがある。なぜ、こんな違いが生まれてしまうのか?」という問いに対するブッダの大(珍?)回答ぶりを堪能あれ!

    解題 ~あとがきにかえて

     本書「善悪と因果」は、仏教経典「善悪因果経」をベースとしている。

    「善悪因果経」は千五百年近く昔、六世紀頃の中国で成立したとされているのだが、一読すれば直ちに現在とあまり価値観が変わっていないことがお分かりのことと思う。

    善行の結果として得られるものが「顔かたちの美しさ」や「社会的に高い地位」であったり、「高身長」であったり「裕福さ」であったりし、逆に悪行の報いは善行で得られるものの反対である上に「畜生への生まれ変わり」や「バリエーションに富んだ地獄の責め苦の数々」などがついてくる。

    インドではなく中国で編まれたという出自上、やや異国情緒に欠けるきらいがないではないが、その分日本人には理解しやすかったようで、江戸時代以降の日本で広く普及し、死生観や道徳観に多大なる影響を与えたというこのお経。

    例によって読みやすさを優先するために学術的な正確さを多少犠牲にしてはいるが、宗教書というよりは読み物としてお楽しみいただけたなら幸いである。

     二〇二五年仲秋      文野潤也


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