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むしめがね 24号

  • 南1-2ホール | I-28 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
  • むしめがね 24ごう
  • 四ッ谷 龍
  • 書籍|A5
  • 61ページ
  • 1,000円
  • 2024/9/30(月)発行
  • 冬野虹と田中裕明の紹介および研究を行う文芸誌。
    四ッ谷龍の個人発行による雑誌です。

    <特集 冬野虹の絵画世界>
    2024年5月に『ロバの耳 冬野虹画集』を刊行したことを記念して、冬野虹の絵画世界について美術評論家の原田光さんと詩人の石倉和香子さんに虹の絵画を語っていただきました。
    原田氏は虹の絵画の印象と彼女の人柄や交友を重ね合わせて論じ、彼女の展覧会や画集の中で開かれた時空を語りました。
    石倉氏はエミリー・ディキンスンの詩の表現に冬野虹の素描画と通底するものを見出して、その意味を考えてくださいました。

    <連載 再論・田中裕明(2)>
    田中裕明第一句集『山信』を取り上げ、師である波多野爽波の句集『湯呑』との比較を行いました。両句集の作句技法を統計的に分析することで、二人の俳句のミステリアスな関係が浮かび上がりました。
    また「補論A 裕明俳句における正字の使用について」では田中裕明がどのような基準で正字と新字を使い分けていたかという問題を、実例を豊富に分析することによって解いてみせました。

    <特別論考 松尾芭蕉と修験道>
    若き日の芭蕉が詠んだ連句についての『校本芭蕉全集』の注釈に疑問を感じるところがあり、その背景を調べていくうちに芭蕉と山岳信仰(修験道)には興味深いつながりがあることがわかってきました。本稿では芭蕉はいかに山岳信仰と深い結びつきを持っていたかを明らかにし、さらに「おくのほそ道」の紀行において芭蕉が天台系修験との間に人脈を築いていた可能性を検討しました。芭蕉と宗派という、従来あまり注目されてこなかった方向に切り込むことで、新しい芭蕉像を提示した独創的な研究です。

    【読者の声】
    「冬野虹の絵画世界という特集に詩人の石倉和香子さんの評が載っています。 ほんとうに美しい文章で、感動しました。 他にも『裕明俳句における正字の使用について』というとても面白い論考があったりと凄い内容です」
    「石倉和香子さんの記事を読んだ。とても静かで美しい文章だった。やっぱり冬野虹の絵画作品の展示を観たかったな…と思いながら、部屋でもう一度、画集を繰る」
    「松尾芭蕉と山岳信仰についての論考は、俳句に疎いわたしでも大変興味深く拝読しました」
    「どの論考も大変興味深いです。特に芭蕉のところ、勉強になり読み物としても面白いです」


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