三浦雅士を再発見する
① 刊行記念インタヴュー
著者は、難解な批評の中、三浦雅士の詩的な文体と「生きる根拠の不在」への探求に共鳴し執筆。三浦が「考える身体」から「言葉による解釈」に帰着した点を疑問視しつつも、受けた衝撃と感謝を伝えるため本書を刊行した。
②『三浦雅士人間のという彼方へ』内容紹介
『三浦雅士――人間の遠い彼方へ』は、評論家・三浦雅士の「文明批評」を多角的に分析する。彼の独自性は、編集者としての手腕、詩的な文体、「自分が死ぬこと」への探求にある。特に、乗り越えるべき「父」である小林秀雄の「凝視と放心」のテーマを通じ、言語が作り出す人間の孤独と虚構を深く考察する。
③三浦雅士さんが解き明かす現代文学10の謎
三浦雅士は、村上龍や村上春樹、江藤淳といった現代文学の謎を解き明かす。特に小林秀雄については、その霊的信条、漱石忌避、ベルクソン論中絶の理由、中原中也との関係を通し、『本居宣長』の主題「凝視と放心」を究明した。
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