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ぬばたま 第九号

  • 南1-2ホール | J-05 (詩歌|俳句・短歌・川柳)
  • ぬばたま だいきゅうごう
  • 的野町子、乾遥香、大橋なぎ咲ほか、ぬばたま同人
  • 書籍|A5
  • 152ページ
  • 1,000円
  • 2024/12/1(日)発行

  • 2024年12月発行の最新刊・ぬばたま第九号は特集 的野町子!

    1996年生まれの歌人、的野町子に迫る特集号。

    的野町子 とは?
    1996年群馬県生まれ。2015年から立命館大学短歌会に所属。2017年、「ぬばたま」の同人となる。2019年、就職を機に〈的野町子〉を名乗りはじめた。
    FtXを自認するクィア。ポエトリーリーディングのライブシーンでも活躍中。


    第九号掲載内容

    ●的野町子の新作「生活と参道」30首  
    プロフィールと人物紹介
    作品掲載年表
    既発表作品から自選20首
    乾遥香・久間木志瀬による10首選
    的野町子に聞いた!ポエトリーリーディングとは?

    ●ゲスト寄稿
    歌人評:魚村晋太郎「豆苗と輪廻」

    連作評:北村早紀「祝福を広げて」

    一首評:淡島うる/草間凡平/谷じゃこ/久永草太/枇杷陶子

    エッセイ
     北村早紀「燦雨に立つ探検家によせて」
     草間凡平「王国宛ての書簡」
     淡島うる「坂本さんという先輩」

     トリビュート作品
     桑井ゆた 「さみしかったんだね」  役者でない「息災」
     谷脇クリタ「よる、ばける」

    同人寄稿  乾遥香/大橋なぎ咲/久間木志瀬/越田勇俊/佐々木遥/篠田葉子/関寧花/松岡礼慈

    同人企画
    「タロット占いぬばたま館」
    「的野町子と東京で遊ぼう」

    ◎短歌連作  的野町子 久間木志瀬 佐々木遥 松岡礼慈 佐藤廉 越田勇俊 篠田葉子 大橋なぎ咲 乾遥香



    橋が落ちる私はそれを見ずに済む橋の真似して歌っておれば
    参集殿のうす暗がりに飯を食うどのガラス戸も入口とある
    古い風砕けた私の一片も稲穂をつむのに使えるだろう
    私は産まれソロモングランディは病むこのお話はそれでおしまい

    -「御伽噺出会わなければ」的野町子


    絵に花はなくとも赤い花鋏その人はやさしい人ですか
    或時は麻酔のかかった唇で消えてゆくのはあなたのほうだ
    薄明るい百日紅の花みあげれば私にもあったという前世
    便箋にいれる白百合 花を食べれば花を生む子が産まれると思う

    -「花鋏のひと」的野町子


    あそんでた。ずっとひとりで真昼間のみじかいひかりを木々に紛れて
    マヌカンの顔のかすがい寝そべって触診みたいにお腹を触る
    間違いのないほど裸のふたりきり ミューズ、不安の首根掻いてよ
    -「オーバーラップ」的野町子


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