起・嗚呼、日常
ぼくが転校してきたのは、都内有数のマンモス校。ひょんなことからぼくは学内でも有名な二人の先輩が所属する「科学部」なるものに入部することに。
破天荒で可愛い先輩たちとの日常は、まさに青春だ!
承・素晴らしき文化祭
転校してきた時期は、丁度文化祭の季節。先輩たちのご要望により、科学部の出し物は「野外演劇」である。ぼくのシナリオで、文化祭を舞台に探偵とその助手に扮した先輩たちが暴れ回る!
転・木刀傷害事件、再び
ぼくが転校してくる前、先輩たちが疑いをかけられていた木刀傷害事件があった。そして、今度は木刀を凶器とした殺人事件が起こり、矢張り先輩たちが容疑者だと云う。文化祭からの楽しさ一変、不穏な空気が漂う。
結・貴方が犯人ですね
ああ、なんと云うことだろうか。貴方が犯人だとは。ぼくなりに推理をし、そしてぼくだからこそ掴めたその証拠で犯人に問う。「貴方が犯人ですね」。
終・喫茶店000にて
この事件で、君たちは後悔しているのだろうか。後悔し続けるのだろうか。その言葉は懺悔だろうか。只々、神の立場で聞いてあげよう。喫茶店000においで。この事件を自ら昇華できるように。
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★黒うさBOX比10倍くらい読みやすいと思います。
学園もの・あんまり考えすぎないミステリ好きな方にオススメ!
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