小学生時代の体験をもとにマンガ家歴40年の山田ゴロが小説に初挑戦。一読すれば悪人になれなくなる一冊。 昭和30年代初め頃、小学生ゴロは両親や姉とともにやつるぎ村に暮らしていた。 並外れてわんぱくなゴロは、いたずら好きな友だちやいとこ、人助けをいとわない愛情たっぷりの両親、 そして周囲の村人たちがおこす事件に次々と巻き込まれていく。 貧しい人も金持ちの人もみんなやさしかった。 大人も子どももみんな役割を持って生きていた。 家族そろってご飯を食べて、テレビもマンガも一緒に見ていた。 60年前の日本の姿がよみがえる。 ペーソスあふれる短編小説22編(テキスト11万字 挿絵67点)。
【目次】プロローグ/世界の中心の文化は遅れていた/金券/かかし/手紙/ 開かずの間/花/注射針/紅葉/よるなの家/クリスマス/家/死に目 /さよなら/ガブリ/朝顔の観察/さよこ/ゆきちゃん/放火/ ワニの剥製/歌は世界を救う/やつるぎ村をちょっと離れて/金魚鉢の底の涙/ あとがき
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