第27回日本自費出版文化賞入選作!!!
【内容紹介】脱腸が登場人物として出てくる物語って、読んだことありますか? 私は『フィンランドの昔話』で初めて読みました。イザナギ&イザナミ的なノリで追いかけてきたじいさんが、若くて美しい娘さんに向かって自分の脱腸を投げつけて、首に脱腸が巻きついた娘さんをしゃべれなくしてしまいました。
脱腸、なんて便利なんでしょう。そういう感じの、読書エッセイです。
豪華ゲストとともに収録した座談会、扉絵など見どころ盛りだくさんの自信作です。
【目次】 はじめに
羽ばたく本棚 親分を待ちながら(注文の多い料理店)
ロブスターのために生きてるわけじゃない(虫愛づる姫君)
ルサンチマンとヘクソカズラ(植物図鑑)
「あの子がいれば」と言われたい(老人と海)
『おちゃとら』ウエディング(おちゃのじかんにきたとら)
蘇れ! 手紙魔ウェルテル(若きウェルテルの悩み)
誰も神父にならなかった(レ・ミゼラブル)
寝食とともにある物語(物語の欠片)
再びミッチーになり損ねた夫(この宇宙にあなたは一人しかいない 及川光博名言集)
辻野先生の課題図書(モンテ・クリスト伯)……とき子
ようこそ『フィンランドの昔話』へ! ばあさんズは棍棒を手に手に……(フィンランドの昔話)
地獄へパシられる(フィンランドの昔話)
魔王に恐れられる弟、脱腸を投げる父(フィンランドの昔話)
本をめぐる座談会(つる・るるる×橘鶫×とき子×KaoRu IsjDha)
おわりに
登場した本一覧
【著者紹介】 つる・るるる
1994 年生まれ、湘南育ち。 従姉との二人暮らしを経て埼玉県で一人暮らしを始め、2021年にエッセイ集『春夏秋冬、ビール日和』を刊行。 2022年に結婚し、彼氏が夫になるまでの日々を綴ったエッセイ集『「お邪魔します」が「ただいま」になった日』を刊行。 思い出の一冊はラッセル・E・エリクソン著『火曜日のごちそうはヒキガエル』。
ほか『きりえや偽本大全』『きりえや偽本シネマ大全』(高木亮 著、現代書館)、『一度寝ただけの女になりたくなかった』「4年経っても、手を出してこない彼氏のことがけっこう好きだ」(純猥談編集部 編、河出書房、講談社により2022年に漫画化)などにエッセイが掲載された。
noteでは、note公式コンテスト #やさしさにふれて 審査員特別賞(春名風花さん) 、ピリカグランプリ すまスパ賞、グリフィンの物語、恋愛×読書コンテスト グランプリ(読キュン賞)などを受賞。
【ゲスト紹介】 とき子: 1977年、茨城育ちの転勤族。北海道、九州、四国を経て現在大阪在住。何弁でもすぐマスター出来る自信あり。 著書にエッセイ集『なけなしのたね』『にじいろの「はなじ」』。 思い出の本は『窓際のトットちゃん』。
橘鶫: 少し的を外れた鳥好き。鳥の絵を描きます。noteでは『物語の欠片』という、人工の翼で空を飛ぶマカニ族の長い長い物語を紡いでいます。 思い出の一冊は『シャーロック・ホームズの思い出』。
KaoRu IsjDha: 1980年生まれ、2002年9月よりチェコ共和国在住。 元アニメーターの絵描き。 思い出の一冊はヨースタイン・ゴルデル著『カードミステリー』。