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うつしみひとよ2・ゆき編

  • 第二展示場 Eホール | あ-20 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • うつしみひとよにゆきへん
  • ロジーヌ
  • 書籍|A5
  • 118ページ
  • 800円
  • 2023/11/11(土)発行
  • 現代陰陽師ファンタジー小説「うつしみひとよ」の人気キャラ、ユキの過去を描いた「ゆき編」。

    化け猫のユキが陰陽師一家に仕えることになったのは平安時代。その後戦国時代となり、数代あとの陰陽師は、ユキと同じ名前を持つ「ゆき」を弟子としてとることになるが…
    (本文より)
    俺を拾い上げて、そいつが言った。雪みたいだな、って。確かにその日は、しんしんと降る雪であたり一面真っ白だった。俺はもののけだから寒さは感じないけれど、そいつは俺を温めるように撫でてくれた。
    これが巷で噂の化け猫か。退治するには惜しいほど、綺麗な猫ではないか。
    そいつは笑って、懐から紙を出すと、俺の額にぴたりと貼り付けたんだ。
    それから俺は、陰陽師と一緒に他のもののけを退治することになったんだ。名前?言ったろ?
    「ユキ」だよ。
    雪みたいに白い猫だからユキって呼ぶか、って、安直な考えだよな。

    でもまあ、悪くない名前だ。
    うん、悪くない。


    エブリスタでは「うつしみひとよ2」過去編として掲載していた本編を、ゆき編としてまとめました。こちら単独で読んでも楽しんでいただけます。

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