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私たち、まだ人生を1回も生き切っていないのに

  • 第二展示場 Eホール | あ-11 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • わたしたち、まだじんせいをいっかいもいききっていないのに
  • 小林エリコ
  • 書籍|四六判
  • 224ページ
  • 1,650円
  • https://www.e-hon.ne.jp/bec/S…
  • 2021/11/10(水)発行
  • はるな檸檬氏、感涙! 最初の自殺未遂から30年。誰よりも人付き合いが苦手だったあの頃。 
    「大丈夫?」「大丈夫だよ」 湿った暖かい手を握り、私たちはそっと歩き出す。
     

    「孤独だったんですね」 
    その言葉を耳にして、私は喉の奥に何かが詰まり、次の言葉をつなげなくなった。自分が孤独だということは薄々感じていたけれど、それを認めたくなかったのだ―― 
    いじめに遭っていた子供の頃、ペットのインコが友達だった。初めてできた恋人には、酷い扱いを受けた。たくさんの傷を負い、何度も死のうとしたけれど、死ねなかった。そんな私をここまで生かし続けたものは何だったのか。この世界には、まだ光り輝く何かが眠っているのかもしれない。そう思えた時、一歩ずつ歩き出すことができたのだ。 
    どん底を味わった著者が、人生で出会った人たちとの交流を見つめなおし、再生していく過程を描いた渾身のエッセイ。 
    「人生はクソだ。それでも生きてさえいれば、いつか必ず美しいものに巡り合う。そういうふうに、できている」――はるな檸檬氏

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