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平城拾遺抄

  • ケ-34 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • へいぜいしゅういしょう
  • たまきこう
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 68ページ
  • 500円
  • 平城天皇は、生まれながらに天皇となる運命だった――


    『日本史C』『日本史D』アンソロジーに参加させていただいた時の2編と書き下ろしを追加した、平城天皇とその周囲の人々の短編集です。

    実在する人物、エピソードに基づく創作となります。


    「闇衣」

     兄である平城は、弟の嵯峨に天皇の位を譲る。その後、平城はふたたび天皇位を取り戻そうとする。 

     藤原薬子が平城を唆したと言われる、挙兵のその裏に隠された平城上皇と薬子の真実の物語。


    「影花のともしび」

     早良親王の周りには、幼い頃から不思議な影が現れる。妹のいかるは、その影から逃れるために、早良と入れ替わり寺へと預けられることとなった。

     兄の早良親王も後を追うことになっていたが、来ることはなかった。

     いかるはそのまま、早良を名乗り続けることになる。

     藤原薬子の父である藤原種継の殺害の首謀者として捕えられ、憤死した早良親王と、いかるの物語。


    「薄紅の下にて」

     日本で最初に花見をはじめたと言われる嵯峨が、花宴の節の前に神泉苑にて過去を思い巡らす。

     弟である嵯峨の、兄の平城の思い出の物語。


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