童話の体裁をとりながらも、主人公の少女三人が迷い込むのは異形の存在が次から次へと登場する不気味な世界。本作は、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』への意識も垣間見られるヴィクトリア朝のファンタジー。
作者はラファエル前派兄弟団で画家としても活躍したダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの妹、クリスティーナ・ロセッティ。アーサー・ヒューズによる原著の挿絵もふんだんに取り込み、今、異世界への扉が開かれる。
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