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物核「・」零

  • て-21〜22 (小説|海外文学・翻訳)
  • ぶっ かく 「・」 ぜ ろ
  • VON
  • 書籍|A5
  • 472ページ
  • 1,540円
  • https://www.vonverse.world/bo…
  • 2026/9/13(日)発行
  • 『物核「・」零』は、文明が完全に崩壊した終末世界を舞台とする哲学幻想長篇である。

    秩序が失われ、恐怖・飢餓・暴力が支配する世界において、救済者ではない「ただの人間」たちが、圧倒的な現実の中で生き延びようと足掻く姿を描く。

    冷徹で抑制された筆致は、極限状況下で露わになる人間性の亀裂と歪みを鮮烈に刻み込み、群像劇の形式を通して「人間とは何か」「自由は存在するのか」という根源的な問いへと読者を導く。

    そして最も苛烈な状況の只中にあっても、人間同士のあいだには消えることのない微かな温もりが宿っている――それは、文明最後の火種である。

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    本作は、群像叙事・哲学的思索・架空世界構築を緊密に結び合わせ、強靭な物語性の上に人間の本質への探究と現実への冷静な凝視を重ねる。

    その叙事密度と心理描写の深さは、終末文学・哲学的幻想・深層的な人物造形を好む読者に対して高い訴求力を持ち、後に展開されるV宇宙作品群において、濃い影を落とす忘れ難い起点となる。

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    本作単体で自律した終末叙事と精緻な心理描写が成立しており、読者がV宇宙全体の設定を理解している必要はない。

    登場人物それぞれの選択は、極限状況における個の判断として描かれ、決して美化されない。

    文明崩壊後の倫理的空白と存在の不安が、それゆえより直接的に読者へと突き刺さる。

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    本作は、著者VONが独自に構築した叙事論
    (TCF=Transcendental Constructive Fiction/超科学架空系)
    に基づき構成されている。

    〈現実基底〉
    〈理論自洽〉
    〈哲学駆動〉
    〈宇宙的一貫性〉
    〈非定型叙事〉

    という五つの条件を前提として、形而上の論理と数学的原理が支配する独立自洽の宇宙論体系を構築し、科学と幻想を同一構造における異なる表現形式として統合する。

    この架空宇宙論の枠組みにより、本書は幻想叙事としての深みに加え、思想的考察と宇宙論的整合性を兼ね備えた作品として成立している。

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    【特典】

    クリスタルポストカード
    A/Bいずれか1種ランダム封入

    (公式サイト・文学フリマ会場限定)

    ※書店流通版には付属しません。

    [会場限定]
    本書ご購入の方には、
    もう1種を会場にて特別頒布いたします。

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    ISBN:978-4-911666-51-7
    JAN:1921093014004
    C1093

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