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文学フリマ大阪13出店者
空想カクテル(ブース: い-37)
ビターエンドに届かない
こちらのアイテムは2025/9/14(日)開催・
文学フリマ大阪13
にて入手できます。
くわしくは
文学フリマ大阪13
公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)
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ビターエンドに届かない
い-37 (小説|エンタメ・大衆小説)
びたーえんどにとどかない
明巣
書籍|文庫判(A6)
140ページ
700円
ビターエンドに届かない
サークル空想カクテル、2023冬の新作。"アン"ハッピーエンド短編集第二弾。
ビターエンド"には"届かない儚くも美しい物語から、ビターエンド"にすら"届かない苦くて虚しい物語まで、短編小説七篇を収録。
◆ つださん
「つださん、つださん、私の願いを叶えてください」
青くて綺麗なものを用意して、夜に一人で『つださん』にお願いすれば願いが叶う。最近流行りのおまじない。気になるBさんとずっと一緒にいたい、と軽い気持ちでおまじないを試してみたが……。
◆グッバイ、マイフェアローズ
夜道に聞こえた足音。孤独な部屋に響く物音。
その正体は、きっと──最愛の彼女だ。
「砂漠の薔薇」に願ってから、死んだ筈の彼女が少しずつ戻ってくる。 そんなおとぎ話のような奇跡の中で、真っ赤な花弁がまたひらり、と落ちた。
◆白煙シンドローム
キラキラ女子に必要なのは、可愛さと映えとちょっぴりの刺激。
優しいだけの退屈な彼氏よりもリードしてくれる大人の男の方が魅力的。
OLの優奈は、最近とある"火遊び"にハマっていた。シトラスの煙草の匂いを纏った年上の男……「為田さん」と会うことだ。
◆スタンドバイミー
男友達の颯希と飲みに行った先で出会ったのは、小麦色の肌をした晴れやかな青年、神谷だった。
颯希の友人である彼は、バックパッカーをしながら世界中を旅しているらしい。
話し上手で人好きのする彼に惹かれ、こっそり「ね、神谷さんって恋人とかいるの?」と尋ねると、颯希からは予想外の答えが返ってきて……。
◆泥の中
避難所に設置された仮設テントの中に並ぶ沢山の納体袋。濃い腐臭と死の気配に満ちた空間で、真っ黒い服を着た男が膝を折る。
「ああ、綺麗な手ですね。よかった、絶対にここだけは残しておきましょう」
エンバーマーを名乗った彼は、泥に塗れた腕を優しく抱き上げ、愛おしげに撫でていた……まるで、死神のように。
◆煉獄
三年間付き合っていた恋人が死んだ。
使い込んだマグカップの中で随分とぬるくなったコーヒーを啜りながら、冷たくなってしまった恋人をぼんやりと見つめる。
彼の死因は、自殺で間違いない。
だが、彼がなぜ自殺を選んだのか、その明確な理由だけがわからなかった。
◆ほてる薄紅
大学の入学式の日、戸惑う私の手を引いてくれたのは、溜息が漏れそうなぐらい綺麗な女性だった。彼女に惹かれて同じサークルに入り、届くわけないのに真似をしてみる。
化粧もろくに出来ない自分とは対照的な、お洒落で可愛らしい憧れの先輩。 彼女からはいつだって、柔らかな花のような瑞々しい香りが漂っていた。
ハッピーエンドなんかじゃない。
でも、バッドエンドにもなれやしない。 白と黒の狭間で揺れる、灰色の結末。 この物語は……
ビターエンドに届かない
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