こちらのアイテムは2022/9/25(日)開催・第十回文学フリマ大阪にて入手できます。
くわしくは第十回文学フリマ大阪公式Webサイトをご覧ください。(入場無料!)

片影 第二期第一号

  • H-15 (評論・研究|ファンタジー・幻想文学・怪奇文学)
  • かたかげ
  • 未谷おと編
  • 書籍|A5
  • 96ページ
  • 1,000円
  • 2022/9/25(日)発行
  • 文藝同人誌。今回は「片山廣子の周辺」と題して、彼女がこだわったフィオナ・マクラウド、エイミー・ローエル、F・W・ベインを取り上げました。

    フィオナ・マクラウドは戦前の訳詩を復刻。神秘に彩られたスコティッシュ作家を、文化的爛熟を極めた大正から昭和初期の詩人たちがいかに呻吟して訳したのか一読ください。
    また、芥川龍之介の生前未発表のマクラウド翻訳「囁く者」は、前半だけ残った芥川訳に、後半を新訳して、合せて全訳となるようにしました。

    エイミー・ローエルは、いまや忘れられた詩人ですが、大正時代には盛んに紹介・翻訳されました。レズビアンのモダニズム詩人にして、文学運動の旗手、兄はハーバードの学長、アメリカ東部の名家を継いで、ヨーロッパには文学コレクションを集めるための旅行に出かけたという、エピソードには事欠かない人物です。戦前の訳詩をすこしだけ復刻しました。

    F・W・ベインは、片山廣子が訳した「闇の精」の序文を翻訳しました。

    その他、本格的な江戸研究の文献紹介、タルホのダンセイニ卿への関わりを全集を読んで一覧にした感想、妖精詩人ローズ・ファイルマンの児童詩翻訳があります。

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