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COFFIN THE MEMORY

  • C-33 (小説|エンタメ・大衆小説)→配置図(eventmesh)
  • こふぃん・ざ・めもり
  • ソラノリル
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 192ページ
  • 600円
  • 2022/09/25(日)発行

  • この国の中枢は、八つの機関から成り立っている。
    法務を司る第一機関、外交を司る第二機関、財務を司る第三機関、そして、公安を司る第四機関というように。
    そして近年、秘密裏に発足したと囁かれているのが、公には存在しない九番目の組織――粛清を司るといわれる第九機関だ。
    あらゆる違法行為――殺人さえも、第九機関が“執行”すれば、それは“超法規的措置”の扱いになる。

    北方のスラムに生きていた幼い兄弟は、凍える冬の日、《勧誘人》を名乗る男のテストを受け、《第九機関》に導かれる。
    幾重も死線をくぐる訓練を生き抜き、兄は指揮官の役割を果たす《調整人》に、弟はそれを守る《護衛人》となる。
    だが――

    ――こんなかたちで、愛してごめん。

    弟にとって、兄は世界の全てだった。
    世界で信じられる存在が兄しかいない弟にとって、心を注げるのも、ただひとり、兄だけだった。
    両親、友人、先輩、恋人……成長するにつれて出会い、芽生え、宛先が枝分かれしていくべき感情を、弟は全て、兄へと向けた。
    敬愛も、親愛も、情愛も……性愛も。
    愛しているのだと兄に告げた言葉は、神に赦しを乞う告解に等しかった。

    ――守るためなら、生きられる。

    兄にとって、弟は世界の全てだった。
    両親をなくし、故郷をなくし、残されたのは、たったひとりの弟だけ。
    兄にとって、弟を守ることは、幸せを守ることだった。
    兄は微笑み続けた。弟のため。世界に抗うため。
    弟だけが、兄の生きる理由だった。
    「お前が愛したいように、俺を愛してくれ」
    兄は、弟の心の全てを受け容れた。それが兄の愛し方だった。

    互いが生きる理由だった兄弟の、 守り守られる罪と赦しの物語。

    + + +

    《第九機関》シリーズ前作「FLUTTER IN DAWN」のスピンオフです。
    8歳と5歳から、21歳と18歳まで、クロセ兄弟の、ふたりで生きた時間を書きました。
    (スピンオフですが、単体でもお楽しみいただけます)

    + + +

    【試し読み】
    https://kakuyomu.jp/works/16817139557014159979

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