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同僚の折霜さん

  • く-15 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • どうりょうのおりしもさん
  • 明巣
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 100ページ
  • 500円
  • https://estar.jp/novels/25914…
  • 2020/1/19(日)発行
  • 彼は、喪服の死神だった。


    死体修復──“エンバーミング”をテーマにした短編集。生と死神。
    転職を機に遺体の修復を行うエンバーマーとして勤めることになった蝶野百合。 彼女の教育係になったのは陰鬱な男、折霜だった。 他の同僚からも忌み嫌われているその男は、卓越したエンバーミング技術を持ちながらも、確かに他の人間とは一線を画していた。
    彼は死を愛し過ぎている。
    彼が作るのは、息をする遺体。生きているとしか思えない完璧な骸。 恋人に触れるかのように、優しく遺体の手を取る彼の姿を見た者は皆こう呼ぶのだろう。
    ────死神、と。

    新人エンバーマーの蝶野が綴る、同僚の折霜さんが施すエンバーミングの数々。 棺に眠る七つの遺体と七篇の物語。
    ◆『死神の折霜さん』 ◆『死神は生を呪いて死を祝う』 ◆『死神は生を厭いて死を愛す』 ◆『死神は生を開きて死を包む』 ◆『死神は生に祈りて死に願う』 ◆『死神は生と歩みし死を想う』 ◆『同僚の折霜さん』
    これは、棺の中の物語である。

    悍ましい喪服姿の死神。 彼は今日も“死者”を愛している。

    「ご愁傷様です」




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