王国有数の幻獣牧場の娘、ミリエルは、兄達ばかりが騎竜をもらえることに苛立っていた。
どうして、皆、『女は幻獣使いになれない』って決めつけるの? 女だからって、一生、居間の長椅子にすわって刺繍をしていろっていうの?
兄の初陣の日、とうとう我慢できなくなったミリエルは――
冒険あり、恋ありの王道幻獣ファンタジー!
大好きなジェイン・オースティン的世界に、幻獣をぶっこんでみよう!
――という大きすぎる目標のもと、王道っぽい幻獣ファンタジーを目指してみたところ、選者の方々に、『ヒロインが俗物すぎる(意訳)』と評されてしまった作品。
……たしかに、オースティンのヒロインって、恋愛と結婚の話ばかりしてるよね……。
でも、そんな俗っぽい世界(に巨大狼や巨大ムカデをぶっこんだ何か)が書きたかったんです。
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