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プリズム

  • お-11 (小説|ファンタジー・幻想文学)→配置図(eventmesh)
  • ぷりずむ
  • 凪野基
  • 書籍|A5
  • 246ページ
  • 1,000円
  • 2012/10/14(日)発行

  • ――あらゆる想いと言葉を、カミは記す
    カミの記したことわりのなかで、ヒトは生きる
    そう、不思議なことなど何もない
    ここは可能性の海、うつろう夢、満ち足りた無

    世界とことわり、魔術師と魔女、永遠と歪みを描く三部作。
    本編のほかに番外編3作、ツイッターに投稿した短文も掲載。
    文フリガイド10号に掲載頂きました。

    【第一部 魔術師のお話】
    世界のことわりを読み解く男、魔術師は気紛れから一人の娘の命を救う。深い森、茫漠の緑のなかで師弟として生活を共にすることになった娘と魔術師が過ごす、ちぐはぐだけれど穏やかな日常を描いた短編連作。

    時間を捨て、不老不死となった魔術師。彼の孤独と永遠に寄り添う娘が、師の過去に触れ、森の秘密と魔術師たちの決断を知るにつれ、ことわりによって編まれた世界がほころび、絡み、歪んでゆく。緑なす森だけが、しんと息を潜めていた。

    【第二部 黄昏の魔女とある男のはなし】
    フランツ・グリルパルツァーの「Der Kus」を元に、七つのキスにまつわる戦と誓約の物語。
    森に住む、黄昏の色の眼の魔女。魔女を欲した時の王、聡明な王子、魔女の友、そして魔女が守るもの。

    手の甲に尊敬を/額に友情を/頬に厚情を/唇に愛情を/閉じた瞼に憧憬を/掌に懇願を/首と腕に欲望を/

    さて そのほかはみな

    【第三部 雨降りの森と夢見鳥のはなし】
    森に眠る彼女はやがて目覚め、真白き鳥とともに旅立つ。
    彼女はいつか語るだろう、
    彼女はいつか紡ぐだろう、
    彼女はいつか記すだろう、

    ――新たなことわりと、物語を。


    ※残部僅少







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