フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド。
冬の北欧・バルト三国・東欧を一人で巡った記憶を、写真と詩、短い旅行記で綴った一冊です。
マイナス三十度近いイナリの白い湖
霧に包まれたヘルシンキ
石畳の旧市街が残るタリン
灰色の空の下を進んだリーガ
湿った森と霧の印象が残るヴィリニュス
東京に少し似ているワルシャワ
栄華を刻む古都クラクフ
「はじまりの場所」としてのグダニスク
光と孤独が不思議に同居していたヴロツワフ
この本は、観光案内というよりも、旅先で拾い集めた感覚の記録です。
曇天、雪、霧、石畳、教会の鐘、凍った湖、列車の窓、知らない言葉、人の親切さ。
そうした断片を、写真と言葉で一冊にまとめました。
旅の順番や観光情報だけではなく、
「なぜ冬に旅をするのか」
「なぜこの国々に惹かれたのか」
「一人旅の静けさとは何か」
という私的な問いも、全体を通して静かに流れています。
冬の旅が好きな方。
北欧・バルト三国・ポーランドに惹かれる方。
詩と写真、旅行記のあいだにある本を読んでみたい方。
そして、曇り空や雪景色の中にある光を見つけたい方へ。
白と灰色の国境で、私は光を拾いました。
A5/114ページ/フルカラー/頒布価格 2,000円
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