忘れていたはずの、でも確かに心に残っている——
そんな小さな「記憶のかけら」たちを、そっとすくい上げるように綴った13の物語。
何でもない日々の中でふと胸をよぎる、あのときの空気、におい、誰かの声。
本書は、静かに、たしかに生きてきた「わたし」をそっと抱きしめるような、そんな言葉たちでできています。
派手な事件も、大きな感動もないかもしれない。
けれど、ページをめくるたび、心の奥の「本当の自分」に、そっと触れる。
そんな、やさしい読書体験をお届けします。
静かに読みたいときに。
ひとりになりたい夜に。
そして、ほんの少し自分を信じたいときに。
あなたの中に眠る「記憶のかけら」にも、きっと出会えますように。