主人公は小説家志望の陣内桜佳。29歳。
4年前に書いた短編小説が、ある新人賞の二次選考に残った。舞い上がるほどに嬉しかった。受賞は叶わなかったものの、それを動機付けとして、彼女は作品を書き続けた。
30歳までには作家デビューしたいと頑張ってきたが、その後は、全ての作品が一次選考で落ちてしまう。すると、いつしか書きたいテーマやストーリーが浮かばなくなってしまった。
刺激を求めて、小説教室に通い始めたが、変化はない。覚悟を決め、講師である小説家の村上に相談すると、ある男を紹介してくれた。
桜佳は仕事を早退し、その男に会いにいく。彼との遭遇が全ての起点だった。彼女は或る事件に遭遇し、いつしか、絶体絶命のド真ん中に!