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じゃんけんのルールがわからなくても

  • 南3-4ホール | ち-47 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • じゃんけんのるーるがわからなくても
  • 百瀬ひかり
  • 書籍|B6
  • 136ページ
  • 1,000円
  • 2025/11/5(水)発行
  • 浅い眠りの中で、夢を見た。なぜか指毛がめっちゃ長くなってる夢だった。韓国の女性アイドルの前髪くらいの長さと太さの指毛だったので、当社比ではありえないくらい伸びてて太いんだけど、夢の中ではそれでめっちゃ困ってるとかでもなく違和感もなく、「指毛処理忘れてた〜☆」くらいの認識しかなくておかしかった。


    じゃんけんで一番弱いのは何か知ってる?ーーーーじゃんけんで一番弱いのは、じゃんけんのルールが分からない人。わたしにはルールが分からないの。会社員もできない。容量が悪いって言われてバイトもクビになる。みんながたり前に出来てることが出来ない。」タイトルは、ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」でのセリフからの引用。坂元裕二が書くセリフには、いつもわたしが言いたかったことを先に言われる。気持ちいいと同時に、それ自分で見つけたかったな、と思って悔しい。

    別に過去にトラウマがあったとかじゃない。学校も行ってたし、いじめはなかったし、親にも愛されてきた。だけどいつも居心地の悪さがある。滑らかに生きられない。いっそ名前をつけてくれたら楽になるかも、と精神科で診断を受けようとしたけど辞めた。

    「名前のついていない生きづらさ」は努力不足とか頭が悪いとか性格に問題があるとかで片付けられて、軽視されがちだ。でもそれを嘆いたって社会が変わってくれるわけじゃないし、自分を曲げたくもない。

    じゃあどうする?せっかくなら楽しみたい。世界が変わらないのなら、視点を変えてみようか。そこから見える景色をわたしの世界としよう。

    ルールは「できるだけたくさん発見して、それを面白がること」。そうやって日記はわたしの世界の編集ツールになりました。そんな日記集です。

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