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少年探偵のデジタル・スケッチパッド 第1巻 【小説版】

  • 南1-2ホール | F-04 (小説|ライトノベル)
  • しょうねんたんていのでじたるすけっちぱっど 1 しょうせつばん
  • 楠 柾
  • 書籍|四六判
  • 224ページ
  • 1,500円
  • https://www.kusunoki-pub.jp/
  • 2025/12/1(月)発行
  • 「この町には、何もない」
    そう思っていた少年が、四十年前に消された《街の記憶》を見つけるまで――。

    シリーズ第1巻。舞台は、ゴールデンウィークの埼玉県加須市(かぞし)。
    四六判224ページ/総ルビ(すべての漢字にふりがな付き)

    【あらすじ】

    「言葉じゃなく、このパッドなら世界と繋がれる。」

    東京から加須市に引っ越してきた、小学5年生の海堂悠人(かいどう ゆうと)。人と話すのが苦手な悠人にとって、父から渡された試作品「デジタル・スケッチパッド」だけが、世界を記録し、繋がるための唯一の武器だった。

    退屈だと思っていた田舎町での日常は、地元を愛するクラスメイト・野口穂乃香(のぐち ほのか)との出会いで一変する。
    彼女の祖父である鯉のぼり職人・野口健三が遺した、古い設計図。そこには、悠人のパッドでしか読み取れない《消えた線》が描かれていた――。

    ◆ 取り壊しは、五月九日の朝九時 ◆
    その暗号が指し示す廃ビル「記憶の館」は、取り壊しが決まっていた。
    悠人の観察と論理、穂乃香の地域の記憶。正反対の二人がバディを組んだとき、四十年前に消された街の秘密が動き出す。

    ▼二人が挑む、三つの謎

    • 消えた線/職人の設計図に隠された、肉眼では見えない水脈の暗号
    • 電子音/誰にも聞こえない、廃ビルの地下から響く規則的なノイズ
    • 古井戸/うどん店の店主だけが知る、この町の水の記録
    「技術は、人の心を証明するためにある」

    失われゆく街の誇(たから)りを前に、論理(デジタル)と感情(アナログ)は手を取り合えるのか。
    埼玉・群馬・栃木が一点で交わる「三県境」から、「ジャンボ鯉のぼり」と「手打ちうどん」の町へ。記憶をたどる、五月の物語。

    ▼「総ルビ」って、こういう本です

    三県境(さんけんきょう)の井戸(いど)から、水脈(すいみゃく)は記憶(きおく)の館(やかた)へつながっていた。

    本文はすべてこの調子です。文字は小学校中学年から読めます。心情を深く描く物語なので、内容は読書に慣れたお子さん(小学校高学年)から大人まで。親子で一緒に読むのにも向いています。

    ▼こんな方におすすめ

    • 『ペンギン・ハイウェイ』のようなジュブナイル作品が好きな方
    • デジタルガジェットや暗号解読に興味があるお子様
    • 地域おこしやご当地ものに興味がある大人の方
    • 小学校高学年~中学生の読書感想文や朝読書に

    読み終えたら、その場所を実際に歩けます。全10巻構想の連作、その第1巻です。

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