19世紀に出版された絵本が、soyogo booksの文フリ特別本として生まれ変わりました。
底本はWalter Crane(1899)A Floral Fantasy in an Old English Gardenで、
クレインが草花をモチーフに制作していた絵本シリーズの第3作目。
第1作『フローラの饗宴』(1889/1895)、第2作『夏の女王』(1891)で得た経験を生かしながら、
新たに写真製版印刷を採用して作り上げた集大成で、翻訳家・大久保ゆうさんによる本邦初訳です。
現在は青空文庫でも読むことができますが、素敵なイラストで綴られるとても珍しい絵本を、
紙の書籍としてぜひお楽しみください。
(著者紹介)
ウォルター・クレイン(1845~1915)
現代絵本の基礎を築いたひとりといわれるイギリスの芸術家。
1865年にオールカラーのトイ・ブック(簡易絵本)を生み出し、
挿絵や壁紙、室内装飾など幅広い分野で活躍した。
(訳者紹介)
大久保ゆう
1982年生まれ。翻訳家。研究者〈大久保友博〉としての専攻は翻訳論・翻訳文化史、現在は一橋大学言語社会研究科講師、博士(人間・環境学)。16歳から青空文庫に翻訳作品を発表、大学院在学中からフリーランス翻訳家としても活躍。文芸・大衆文化・美術関連の翻訳や著作権についての批評も手がける。訳書に、スコット・L・モンゴメリ『翻訳のダイナミズム│時代と文化を貫く知の運動』、アーシュラ・K・ル=グウィン『文体の舵をとれ
ル=グウィンの小説教室』等多数。